『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
「あー……」「なるほど、」「そうか」
まだ希望はあると思っているんだな。
スマイルにはへへ(自嘲気味の笑み)を。ただ、ただぼんやりと見ている。
>>17466
「はてさて、生憎死んだら泣く約束ばかりしているものでね……」
「ま、いいさ」
「先に死んだら大爆笑してあげよう」
「…………そう、だな。」
そうだった。そうだ。
…出れるか出れないか。根拠なんてないんだから。
まだ、まだ踏ん張れる。きっと。まだ、何か出来るなら。
ぎこちない笑顔で、次を見ようじゃないか。
>>17476
「ふうん」
勝手にこれからも生きるみたいにされたや。
あんなに楽に死ねるなら迷う理由ないのに。
「せいぜい誰か道連れにできりゃいいな、
カマッテチャンさんよ」
あーうん、蛇足かもしれんが、ウルトラ楽しかったぞ。計画は。
だから、なんかアタシだけ仲良死ミスってるけど、二人は先に元気にマブマブしてると思う。
ちなみにアタシちゃんは装甲が硬すぎる女と呼んでもらっても良い。
猫は耳がいいですから、その小さな声もきっと
聞こえたのでしょう
「……晴れて、虹が出たら」
「また思い出してあげましょう?
彼女も、それを望んでたじゃないですか」
晴れるのかはさておき。
猫はまだ、こんな状況でも
諦めていませんでしたから
>>17431
「まぁ、生き地獄をとことん味わわないとなんて恐ろしい。途方もなくて永遠にここでとなんて気が狂いそうですけど。大変ですねぇ。」
どこか他人事。
「そうですねぇ。………それが清算と成るのなら良いかなと思います。」
「貴方のようにずっとここに居続けるヒトたちの糧になるのも良いと思います。」
「あとは……時かな。」
全部あげてもいいよ、なんて。
…あの時、取りに行ってやればよかったね。
けど。きっともう、無いだろうから。
「ごめん、な…。」
「ああ。……彼女の方も、殺人鬼だったようだし。」
隣に横たわった遺体を見て。極限状態じゃ、本当に人とは何をするかわからないものだと。
「…………アルカン、シエル…」
ふ、と。落ち着いたら、心で、疼く傷に気がついて。
寂しく、なるな。
>>17452
「あっそ。」
小悪党。お似合いのあだ名でした。
「そこのカゾクモドキとお幸せに。
俺が死んでも泣かない約束忘れんなよ」
そんな約束でしたっけ。
「……そうか。彼は逝ったか」
モニターの下に並ぶ互いに突き立てられた刃を見て。
「最後まで、理解こそできなかったが……せめて、満足していけた事を祈るよ」
彼のことは何ひとつわからないままだった。
あまりにかけ離れた存在だから。
なればこそ、祈るのみ。
>>17420
「ハハ、やっぱりキミの事は苦手だな」
でも、とひとつ間を置いて。
「いまひとつ嫌いにはなれなさそうだ、突っかかりたがりの子悪党くん」
>>17423
まー……。自分の嘘にすら騙されないんならそーかも。
嘘って、物的証拠とかもあるしな、今まではその辺の工作とかも出来てたんじゃね?しらんけど。
ここだと全部アドリブだし、適正違いもありそうよな。ドンマイ。
>>17413
「そーかい。なら俺はここに来る前の分で、
死ぬに死ねずに苦しまねえと釣り合わねえや」
もう、その責苦は味わっていたけど
「じゃあ、雨うたれんのか」
「猫もあの人のこと、優しいシスターさんだと思っていたんですがね」
「最初の頃に……隣で寝た記憶がありますし」
まぁ、人の真など一見ではわからず。
ぐしぐしとまた雑に涙を拭って。
「…ああ。…あれから色々判明して、様々なようになった、な。」
モニター下の2人の死体だったり、シスターさんもそう。あとは…床から抜けて落ちたり、中庭が開いたりとか、色々。
「きっと"そうだったこと"になったんだな。あれだけ言って今回の停電で誰も襲撃してこなかったことを見るに。
入江の言う通りだ。自分すら騙せぬ嘘に、皆様が騙されるわけ、なかったのだと……ワタシは、ちゃんと虚像が生んだ夢で踊るべきだった。
そうすれば皆様も向き合ってくれたはずだ……」
シリアスな心情をしているが、めちゃくちゃ誤った省み方である。
「嘘を沢山の自分の芯にしてきた29年なのに、こんな……ところで……嘘が下手でしかなかったことを突き付けられるとは」
>>17407
「ちげぇよ、あんときゃ呆れてたんだ。
だから言ったじゃねえか、大丈夫じゃねえじゃんって」
煙を吐き出し、呆れは乗せて。
「までも、良かったなァ。
俺のおかげでより泣くハメんなんなくてよ?」
何も声をかけられなくてごめんとか
言えるわけなかった
>>17404
多少なりともこっち見下してた時点で負けだぞ負け。
何故ならアタシちゃん達は民衆だかんな。
あ、いや王様も居たけどさておき。
何があってどんな考え方してるとかは知らんけど、結果として騙せる嘘はつけんかったじゃんに。
そもそも嘘を真にじゃないよ。真しか見てないと思わないと。
思えないのなら、騙せた前提で動くもんじゃないぜ。
「あー……正直記憶が朧げなんだが」
「彼女、目が見えるんだったな……」
ガタガタとモニターを揺らす彼女を遠巻きに見ながら。
「彼女のこと……正直僕には計りかねるな。も少し優しい人だと思っていたんだがね」