『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
>>17348
「やあやあ、もしや心配してくれてたりするのかい?」
小声で何か呟いた事には気づいていないようで。
「それとも、僕のために泣いてくれたりしちゃってるのかな?」
「無関係な人で泣くほど暇じゃないから違うか……フフ」
いつぞやのお返しとばかりに煽る煽る。
>>17339
「結局嘘だなんだと自覚している時点で実際にデマを本当だと思い込む大衆の方が強いって……ことか……?
最悪な結論だし、めちゃくちゃ他人を見下しているのが滲み出ている。
「ああ……。私めだって、嘘は真になれると信じ続けていれば、真になると信じていたはずなのにか……。理屈で考えているからか?
でもまあ結果という事実は否定できない。否定する材料を捏造する力はワタシにはないのだろうね。
今のワタシは諦観を感じて、それに覆われている」
少し前にしていたような、平和な会話を聞いていて
嬉しそうに、幸せそうにしっぽが貴方達へ時折巻き付くような動き方をしていたり。
「自分と戦えるだけ、しずくさんは凄い人ですよ」
あ~~~~~~~。
お客様ぁ。モニターらへんに居るマブダチーずが揺れるぅ~~~。
モニターの衝撃がやばぁございますぅ~~~。
(衝撃であばばばなってる。平気です)
>>17343
「それならっ……よかったよっ!……と」
「ふぅ……こんな包帯じゃ手当も一苦労だね」
キツく包帯を巻き付けながらちょっと愚痴ってみたり。
こんな会話は少し前もしていたはずなのに、どうにも懐かしくて仕方ない。
「あー……悪魔の彼を言ったわけじゃないんだ。決して」
「実際、本当にお返ししてくれるなんて思ってなかったんだが……悪魔をも絆せる僕って、実は凄いヤツだったりして」
「あーあ。神父さんが来てくれるって思ったのに。死ねるって思ったのに。嘘つき。だから王様なんて大嫌い。資源になってヒトのためになっちゃえ。」
がん、がん、がん
モニターを叩いている。
わりとたいへん。
(止血もしてないので、色々に紛れて見えにくいが腹から血が出ていたり)
(そもそも死体に挟まれてるので姿勢が若干キツいらしい)
でも、ウチら最強っしょをしたいからしばらくここから動かんね……。
「(嘘であることは、罪じゃない。罪があるとすれば、ヘススを弄んだままにしたことだ。
その唯一の罪が、雨としてワタシを苛んでいたのに……だからこそもう一度、死ぬことなんてない指導者を、立てたかったのに!
)」
騙し騙しで生きてきた男の中身は、歪んで、屈折している。
そうして乱反射する歪な光で世界を、人を、現状を、見ている。
「…大丈夫、グズ。ありがとう、気持ちだけで十分、だよ。」
そっちも、大変だろうし、なんて。
別に傷つけられようが、それが誰であろうが、この女は気にも留めなかった。
ただ、そうして言ってくれる、それだけで嬉しいから。
うぇえ。はるちがヤバそうだが、仲良死置いてかれでマジで資源が無いんだよ。
手伝えなくてごめんな。
(傷付けた癖にこれを言うなんて、と思うかも)
(それでも困った事に何処までも本気で)
「ん"、ありがとう…これぐらい、キツイ方が止血には、向いてるから…。」
「……‥改めて、おかえり。…ありがとう、戻ってきてくれて。……嬉しい。」
状況が何か好転したり、変わるわけでもない。けれど。
1人でも、大切な人がいれば。それは安心に繋がるから。
自分の中で張っていた糸も、ふっと緩んで。…また、涙が。
>>17327
本物の馬鹿みたいに嘘付ければよかったのにな。
嘘バラしたら三流みてーなのをタチミーに言ってたが、そもそも騙されもしない嘘なんてそれ以下みあると思うし。
結局、本物には勝てないぜって事なんじゃない?
「……っとと、感動した所で傷は塞がらないもんな」
「僕も微力ながら手伝うよ。……資源はもう無いし、悪魔の彼が残してくれたのを使うだけだが」
できる限り止血できるよう、ギュッとキツく包帯を締め付ける。
不慣れなもので、少々苦しいかも知れないが。
(必要がある)。それが真実であるように。以前も以後も、真実だったと刻むように。……だから、ワタシはそういった存在する本当の手札だけで勝負するような精神性・行動習性は、1つの装いとしか認識できない。……ああでも」
「人ひとりの人生を、経歴がないから作るべきだという大義名分で弄んだあげく自分の命を優先して捨てたことは、罪だ。」
「だからか。」
とはいっても、怪我は痛むもので。
ひとまず涙を拭って、先に手当てを終わらせてしまおうと。
包帯がこれ以上ない今、できることは服の上に巻いた包帯と、服の間に布を詰めて圧迫することのみ。
とりあえず、貰ったものを、なるべく体積が大きくなるようにぎゅう、とつめています。
>>17265
「…………そのような誠実性があれば、そもそもワタシがここに来ることはなかったよ。とうに、代わりに死んでいたはずだったんだ」
「すまない。理解はするが。誤魔化し続けることより、誠実であり続けることの方が正しいのは、ワタシの人生の否定だからだ。
誰にとっても以前のことが分からないような人はいる。その者にとって経歴を偽ることは、必要とされるはずだ。
効果的な誤魔化しをしてしまえば、誠実ではいられない。ずっと、誤魔化し続ける必要がある→
(なんだか、感動の再会みたいで)
(そりゃ、無限に前向き系女子ですが)
(それでも少し、寂しくなり)
(死体二つに口付けて。彼らだった赤色を含んで、紛らわすのでした)
『ただいま』
その言葉をどんなに待ち望んだことやら。
「……、っ!よかった……ぁ……」
コテンっと、力が抜けるように身体を寄りかからせて
「……あっはは、しばらく……動けそうに無さそうです」
張り詰めていた糸が、ようやく解放されて。
もうしばらくだけ……そのまま、寄りかかっているでしょう。
※ちくしょう……っ!
私用につきPL離脱です…………っ!
多分、ひっどい顔してたから。
ぐしぐしと腕で無理やり顔拭いて。
まだちょっと鼻も目元も赤いけど……。
言ってあげないと。
言って、安心させてあげないと。
「……ただいま。」
すごかったぞー!!あくまー!!!
ちょっとだけ悪魔信仰するかも!!!
(去り行くヒーロー相手のような声で送りましたとさ)
(言葉に)──人が騙されるだけの力には、何もかも届かなかったな…………」
人が意図通りに動かせるだけの言葉はある、だから自分の実力不足であった、そもそも嘘が下手だった。という論調。