『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
医者は。他の景色には目もくれないで、ただひたすら、方法だけを探して、思考を回している。
医者としての心もあるけれど、違う。
私として、友人として。失いたくはないから。出来ることを探していた。
…けれど、話しかければ、止まるだろう。
カップル出来とったか……。
いやぁ、アタシちゃんともあろうものが見逃してたぜ。
こゆ時ってなんて言うんだっけ。お幸せに。
(うわでたキラーです)
(ちなみに殺人鬼ではありません。襲った人誰も死んでないはずなので)
「……しずくさんは今…、見ての通り……としか」
「でも、まだ……完全に壊れたわけじゃ、なさそうで」
猫がそう思いたいだけかもしれませんが
本当のところはわかりませんが
>>15475 ユウガオ
「ん゛〜悪かったってえ、ユウガオを寂しがらせんのは嬉しくねえから…」
じゃあ暗転まではこのまま一緒にいるか、と言い出しかねないかも。言ったことにしてくれても構わない。遠慮なく肩寄せて頭を…預けようとすると角が良い子に刺さりかねないからこれはパス。幸い、衆目の面前で許される程度の触れ合いに留まっている。
>>15483 共に寝たか、には微塵も恥じらいなく親指を立ててみせるが。
「うわ何しとんアイツら。キッショ」
デリカシーのない発言。
「帰れるって、今は思っとけ?
DREAMの方からは絶望的な話はないしな」
部屋の惨状を放置している時点で、
とは、この男でも言わなかった
「…生きて帰れますかね。」
あの人を傷付けるのを喜ぶ人達が暴れ出す可能性もあるし。
「それより。」
「そっちの、綿積さん?は……
何か、綾川さんも思い詰めてるし……」
「っすねえ。まあそろそろじゃないかなーと思ってるんすけど」
「俺ももーわかんねえっすよ、なんか飛び飛びだったりするし……きちんと雨、上がってくれりゃいいんすけどね」
死ぬ時は、ああじゃなくて。
尊厳を保ったまま死にたいな。
……死ねるのかな。
命を弄ぶ者すら薄らとこの身体を傷付けただけの世界で。
死なせてくれるかな、君たちは。
「次の停電、ね」
「時間の感覚はもうないから。
アレは時報にならない気がする」
「まだ18時間しか経ってなかったりして」
次の予報。
減っていれば、それかいっそ晴れてくれたなら。
>>15463 重井田様
「あらあら……」
人目も何も気にしない様子。
困ったように笑って見せるが、
特にこちらもその辺りに配慮はない様子。
特に抵抗はなく、身を寄せている。
「構いませんよ、貴方様には貴方様の都合もございましょう。自由気儘に過ごしてくださいませ。……まあ少し、寂しくは、ありましたが。」
……と、クダを巻いてみましたがお眠りになられましたか。さぞ疲れていたのでしょう!
飲み食いの話は……出てからにいたしましょう!欲が今出るとまずい」
「………」
医者は、2人の方を向いて、ただひたすらに何かを考えている。
どうする、べきなんだ、私は。
続く嫌な考えばかりが、頭を巡って。
専門外、の一言で片付けられたなら。それなら、どれほどよかったか。
そんな無情なことが、出来るわけも無かった。
>>15429
「スキンケアで若作りしたおじさんの私めにこのようなお褒めをいただき光栄です!
元気ということにしておくのが私めの取り柄です!結局のところ、「嬉しい」も「悲しい」といった感情も付加情報でしかないのです!
ある側面で見れば偽りだし、ある側面で見れば本心です!だから、どうとでもなるんです。
どうにもできるから、私めは期待もしているし、落胆もしている。同時にそう感じていればあとは利用するモノと認識するだけ!
私めが平静である理由にございます
>>15458 ユウガオ
「起きた時間なんだからおはようでいいだろ…」
人目を憚らずに横の子の肩を抱いて密着したがるわけだから、周りからはどうしたって浮くかもな。
「よく寝てたから置いてきちまった、ごめんなあ?」
挙げ句同衾に関しても一切隠さない始末であるし。
>>15441 重井田様
「おはようございます」
壊れてしまった様子から目を逸らして、
掛けられた声に振り向く。
空いたスペースにいそいそと座り、
にこやかに挨拶を返すだろう。
「……ふふ、おはよう、だなんて時間ではなさそうではありますが。」
まあ時間は定かではないし、
その辺りはどうでもいい。
単に他愛ないことを口にしたかったんだろう。
今どうにかできなくったって
この『room』から出た後でもどうにかなるかもしれない
……だけど、今はどうしても
見てられない、見ていられないはず……なのに。
目を背けたら行けない気がして。
まだ、心がそこにあるのなら
「っすねー。そういやあと30時間……」
「って話すけど、今日の“アレ”の後にはあと6時間になってるんすかね?」
自分に出来る事は少ない。
ので、話題の提供のつもり。
この狂気の沙汰も、残す時間は少ない――筈だ。
乗り切れば、生きてさえいれば。
>>15430 ユウガオ
「お早う」
まあそれとしてよく目をかけている子が来たなら話は別、ぱっと笑って尻をずらしソファに彼が座れるスペースを作った。タイミング的にも丁度いい。ヘイトをわざと振り撒いたとバレたら流石に一悶着起きそうだしな。
「……………」
医者は、まだ、諦めたわけではない。けれど。
医者は、心の医者では無かった。それ故に。確実に治療できうる自信が、ない。
また、現実に引き戻してしまえば、本当に壊れてしまうんじゃないかと恐れていた。
けれど。昨晩、もう少し世話になるよと、言った、"彼女"の声を。医者は、忘れたわけでは無かった。
>>15427 コンテキスト
「祭りなのは分かったわ」
じゃあまあ収穫祭とそんな変わらんか…になった。形骸化した祝いだ。あれだって豊穣を何かに感謝するとかいう建前で飲み食いを… この話題食料が乏しくなってきてる場でやるのは不適切じゃないですか…?
しょぼ…として黙ってしまったかも。
裸足がロビーを歩いていく。
丁度目に飛び込んだ光景にその歩みは止まった。
……無理もない。
寧ろああなる方が救いなのかもしれない。
口を閉ざして、ただ眺める。
ただ、ただ、憐れむように。