『ロビー』

色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。

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『記録[雨の部屋]168:00:00を再生しています……』

綾川 遥希
2025-12-27 21:00:36 LogID: 19350

「…………」

綾川は、貴方のことを、黙って、抱きしめて。
私も、もう、打ちひしがれるのを見たくは、ないさ…。
……顔が、見えないようにしたところで。落ちる涙で、バレバレだろうが。

……………何も、言わなかった。

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綿積雫
2025-12-27 20:56:11 LogID: 19348

「また……」

「また追うのかっ?!」

「ありやしない希望なんか追って……!」


「…………もう、嫌なんだ」
「あの子が、打ちひしがれる姿は……見たくない…………」

「もう」
「もういいんだ……僕らは十分にやったさ」

「そうだろ……?」


疲れ果てた目で、淀んだ視線であなたの臓腑を射抜く。

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綾川 遥希
2025-12-27 20:45:23 LogID: 19340

「…………」

疲れた。そう、だろう。
当然だろう。

彼女は、沢山、沢山足掻いて、足掻いて。
でも、目の前に突き出されたソレは、どうしようもない、絶望で。
もう、どうしようもなく、絶望なのだ。
その辛さは、ひしひしと、伝わってくる。

「…赤猫さんが…。今、必死になっている、んだ。それは…否定しないで、やって、欲しい。」

私のことはいいから。…それだけ、口をついて、出た。

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スズメ
2025-12-27 20:40:09 LogID: 19337

>>19328
「…さあな。私にも、分からない。」

「だから、出来ることをする。」

「……君は、今すぐ救われたい死んで解放されたいか?」

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綾川 遥希
2025-12-27 20:39:43 LogID: 19335

「…………ありがとう。」

声をかけられたのが、自分達だと分かったら、一瞬、顔をあげて。

貴方は、優しい。人のことを考えてくれる、それで"しない"選択をできる貴方は、強い。から、

同じように、平穏が、救いがあれば良いのにと、密かに、願った。

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綿積雫
2025-12-27 20:39:33 LogID: 19334

「…………もう、いいんじゃないか……?」
「僕はもう……疲れてしまったよ」


何が、とは答えない。
ただ。
そう呟いた。

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スズメ
2025-12-27 20:36:57 LogID: 19331

「……私は、何処までも無力だな。」

「精々、無為に生きて、必死に足掻くしか出来ない。」

綾川と、その隣の彼女に少し視線を送って、

「……君達に、平穏を。…正しき、救いを。」

ただ、願った。

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"ノイン"
2025-12-27 20:35:59 LogID: 19329

「……」「ふぅん」
救い、ね。それを信じる人もまた観測すべきことだな。
救われたいわけでも無ければ、救いが欲しいわけでもない。ただ見ている。

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鷹宮 龍一
2025-12-27 20:35:37 LogID: 19328

「救いってなんでしょうね。
ボクは明日には死ぬでしょうし、今更救いと言われても。」

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綾川 遥希
2025-12-27 20:32:40 LogID: 19325

「………そう、……。」

何をしようとしていたか。
あながち、想像はついたのかもしれない。

けれど、医者は、それ以上は追求せずに、視線を床へと戻して。
ただ、隣で沈んでいる彼女を、肩を、背中を、抱くだけ。

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スズメ
2025-12-27 20:29:24 LogID: 19321

「……。……そう、か。」

「…。」

真っ直ぐとした視線に、目を逸らす。
何か後ろめたい事があるような、これからするなにかを隠すように。

「……君には、似合わない。」「これは、救いという名の押し付けエゴだ。」

どこか無力そうに、その期待には応えられないというように呟く。何故問うたのか、それを知るのは彼、ないし彼女の心の底のみ。

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綾川 遥希
2025-12-27 20:24:16 LogID: 19315

「………私は、…救いがあるなら、手を伸ばすよ。…それが例え穴の底でも。」

ハッキリとした声で、答えた。
何か、手立てがあるのか?と言う風な、そんな眼差しで貴方を真っ直ぐと、見た。

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スズメ
2025-12-27 20:22:35 LogID: 19312

「……」

「お前たちは、救われたいか・・・・・・

誰に聞いたのかは分からない、けれど確かに問いかける。

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綾川 遥希
2025-12-27 20:17:52 LogID: 19305

「……気をつけて…。」

医者が、猫さんを見送る目には。
心配と、寂しさと、少しの希望が、あった。

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"ノイン"
2025-12-27 20:04:09 LogID: 19287

カッ、カッ。軽く小さな足音を鳴らして。
何処に出向いていた少年は戻ってくるだろう。
迷うことなくカウンターに一直線。それ越しに見ている。

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鷹宮 龍一
2025-12-27 19:58:34 LogID: 19275

「ゲホッゴホッゴホッ……」

また口から赤を吐いた

亡くなった人、特にシスターさんを見る目は……悲しげだった

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猫 でした
2025-12-27 19:53:45 LogID: 19273

しっぽで、その濡れる頬を優しく撫ぜたあと
床から立ち上がって

「……猫は、やっぱり諦めれません」
「猫は、この人たちをこんな所で終えさせたくありません」
「……このまま、死を待つなんて。
できません」

それだけ言って、また『落下』への手掛かりを掴むため
ロビーから離れていくのでしょう。

※PL離脱…………ッ

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綾川 遥希
2025-12-27 19:50:49 LogID: 19267

どうするのが、正解だったのだろうか。
どうしてあげるのが、よかったのだろうか。
今は、それすら曖昧に涙で滲んで。

彼女にとっては、あのままが幸せだったのかもしれない。
私のせいで、現実を見てしまった。私の、無駄な願いのせいで。

…どうして、あげるべき、だったのか、わからず。
ただ、手は、止めない。…涙も、溢さないで、ただ、静かに、手を動かしているのだった。
PL離脱…ッ

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綿積雫
2025-12-27 19:43:50 LogID: 19253

しばらく泣いて。
少しおさまって、また溢れて。
そうしてソファの上で、身を縮こませながら。
嗚咽だけで部屋が湿る。
哀しみだけが部屋を占める。

「おかあさん。」

もう二度と見る事ができない何かにつぶやいて。
昨日のままだったら、きっと幸せだったろうか。
今は静かにソファに沈むのみ。PL数十分離脱

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猫 でした
2025-12-27 19:42:47 LogID: 19247

その雨は晴れるのでしょうか

自らで傘を拾うことはできるのでしょうか

雨に濡れて遊んだとて、その後は?

「……雨は、嫌いです」
猫は猫ですから。
そう言いますとも。今一度、忌々しい雨へ向かって

この思いは今度は、自分だけじゃありません。

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綾川 遥希
2025-12-27 19:42:46 LogID: 19246

ただ、医者は…いいえ、…綾川は、撫で続けていました。

自分達の見る先に、もう道がないことも分かりきっていて。
それでも尚、諦めたくない心があって。
救いきれない心もあって。

どうにもならない苦しみと悲しみを抱えて。

ただ、黙って、撫で、続けて、います。

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綿積雫
2025-12-27 19:29:53 LogID: 19225

雨が降っている。

晴れることはない雨が。

誰かに傘をさしてあげる事も。

誰かの傘に入ってみる事も。

きっと全てに疲れ果てて。

いっそ雨に濡れながら遊ぶのも、悪くないんじゃないかなって。

そう、思った。

雨が降っている。

雨が降っている

雨が降っているんだ。

……さむいよ。

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猫 でした
2025-12-27 19:23:27 LogID: 19214

涙は人を人であるが故の物。
猫だって泣きますが、人の綺麗さとは違うものです。

耳がその慟哭を拾って、密かに頭の中で噛み砕いて
ゆっくり、飲み込んで行った。

貴方の弱さを、優しさを、美しさを、苦労を。

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綾川 遥希
2025-12-27 19:20:50 LogID: 19211

沢山、沢山泣けばいい。そう、思う。

「……良いんだよ。……本当に、綿積さんは、よく、頑張ったから…。」

医者の、手が、貴女の背中を、優しく撫でる。
ただ、そうしていた。

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綿積雫
2025-12-27 19:16:11 LogID: 19201

「あやっ」
「綾川……さん。ごめん……ごめんね…………」


背中に手を置かれれば、肩の震えがほんの、ほんとうに僅かにだけ、慰めにもならない程度に弱くなり。

「ぅあ」

「ああ、あ」

そこから先の、顔から溢れる濁流は。
壊れかけていた時の分も含めた、全ての悲しみを曝け出していたのでしょう。

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ほのか
2025-12-27 19:11:59 LogID: 19195

……などと言いつつ、かりかりと何かを短く綴って。
それから、瞼を閉じました。

おやすみなさい、良い夢を。

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猫 でした
2025-12-27 19:09:58 LogID: 19192

「……お気になさらず、どうぞ」

猫のしっぽは多分、ゆらりと揺れていました。
心配しないでいいよ。なんて伝えたいのかもしれませんが

今はどうぞ、泣いて、泣いてください。

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綾川 遥希
2025-12-27 19:07:59 LogID: 19189

拒まれなければ、隣まで行って、背中に手を置こうとするのだろう。

「……いいよ。」

そう、声をかけて。
酷く、寂しそうな、悲しそうな顔を、隣でしているのかもしれない。

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ほのか
2025-12-27 19:07:45 LogID: 19188

「っす。耳塞いでますね」

ノンデリ灰髪でも、それくらいはできる。

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綿積雫
2025-12-27 19:06:29 LogID: 19186

「……ごめん。すこし、だけ」
「泣いて、いい かな」

既に雫は溢れている。

そういう少女なのだ。
全力で痛みにもんどり打って転がっていた少女なのだ。
綿積雫という人間は、どうしようもなく不器用なのだ。

綿積雫の心の器は、既に絶望の泥水で満たされている。

既に雫は溢れている。

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