『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
>>13950
「いくよ。」
多分、近くにいたのかも。よろけながらだが拒否さえされなければしっかり貴方の身体を、手足を抱えて。
近くのソファの方へ連れていくだろう。
これがまさに、地獄絵図と言うものなんだろう。
いつも見てる喧騒。まさかここで見ることになるとは、思わなかったのだけれど。
医者は、なにも言わない。
「……ガチクズどものバーゲンセールかよ。
ホンモノはワケが違うわ」
自分だって、殺しくらい躊躇わない。
罪なき人間をいたぶったこともあった。
でもそれは、自分に利があったり。
法政が麻痺してるとか、そんな時だけ。
いつまでも小物でしかない。
うるせー。入ったばっかだもん。
こっちだって状況ギリ飲めてねーもんなばーか。
つか来てないのかよ。腕の傷だけは何でも説明出来んしてたのに。
つかヒシミー弱ない?ほんまに同じやってた側か?
(何処までも変わらずに、元の調子で拗ねている)
「おいおい、入江ぇ?それは答える部分が真逆ちゃんだぜ〜?
そっちは明白、停電の回数分だからな!
何ならアンタ襲撃してないし、大ハズレってね〜?ペロペロペ〜!」
「おー、探偵サマよぉ、やれるのならやれよ!そのヘナヘナパンチでよ?やれんのか?」
殴られたくせに、立ち上がらないくせに中々に元気だ
体格差からそこまで強いパンチは出ない。
拳の甲がヒリヒリする。
「どうでもいい」
「そのお喋りなクソ口を閉じてください。
じゃなきゃアンタの顔が歪むまで殴り続ける」
そこまで続く体力はない。
ヒシミー。ンならマブのアタシが答案一つ出したろ。
(変わらない。だって思考は不可逆)
(元から同じこと)
「アタシの一つ含めて」三つくらいとか?
「……、猫は…しずくさんを探しに……」
この場から逃げるように、
目を背けるように
身軽で素早い猫はロビーから去っていくのでしょう。
「ちく、たく、ちく、たく〜?」
わざとらしく時計の音みたいな声を出そう。制限時間の音のように。
赤が垂れても気にしない、殴られた衝撃で、床からは起き上がれないから、壁にでももたれているのだろう。
>>13905
……ね。
「気付いたら違う部屋に居た」とか
「死体になんとも思わない」とか
そんなのの理由が分かりそなら、考えちゃうよね。
(かけられた手は、払われずに)
(ただ、穏やかな笑顔で、言った)
「………」
多分、なにもしていなかったのは、ほんの僅かだったんだろう。
そういや、さっき襲ってきたのは誰だったのかな。
………まあ、今はどうでもいいが。
>>13893
「ら、ラララさん!」
様子のおかしい彼女の肩に手をかけようとする。
急に触るのはよくないと思いつつ、すぐに止めないといけない気がして。
んえっと、ヒシミー「も」そっちで……。
んで、ザクザクはしてんだっけ。
んで、んで、今は「一つ以外」の傷跡の話、っけ。
(あめのおとが きこえる)
「おいおいおい〜?出題中に出題者を殴るのはご法度ちゃんだぜ〜?
ま、先に俺が色んなやつザクザクしてたから言えないのだろうけど〜?」
よろよろと立ち上がる顔に赤が増えているだろう。
ひょっとしたらジャケットのバラ柄も、バラじゃなかったりしてね。
「……まあ、こうなるだろうよ。」
「思っていたより遅かっただけだ。」
「目の前にいれば奪う、目の前で動いていれば奪う。それが自然で、所謂弱肉強食と言うやつである限り。」
「私もしたしな。愉悦犯がいるのはさておき、納得はしよう。」
驚愕、次いで訪れたのは納得だった。生き汚く、醜く生き残って見たのがこのザマであった。
……殴り合い
この場でナイフが出たとして
人は死ぬのでしょうか
…………この場でまた、誰か死ぬのでしょうか……?
今度は暗闇の中じゃなく、目の前で……