『ロビー』

色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。

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『記録[雨の部屋]168:00:00を再生しています……』

"ノイン"
2025-12-25 18:09:51 LogID: 13498

不具合が増えてる。相反するように時間は減っていっている。
混乱。錯綜。情報の濁流。それより前に、考えることがあるな。

「……ここでの死亡者は一人、負傷者は二人」
「しかも。よりにもよって……ですか」

嫌だな。

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ほのか
2025-12-25 18:09:39 LogID: 13496

がくり、と。
膝を着いて倒れる。

別に。
別に。

俺を狙え、なんて言わんすけどさあ……

なんで人を、こんなにも容易く せるのか。
極限状態、とでも言うつもりなのだろうか。
こんなにも、簡単に、命のやりとりを。

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綾川 遥希
2025-12-25 18:09:38 LogID: 13495

「………30時間、か、」

血の気の引くからだで、ひたすら考える。

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綿積雫
2025-12-25 18:09:36 LogID: 13494

「みんな無事かっ!?」

ばたん、と勢いよく入って来る者がひとり。

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猫 でした
2025-12-25 18:09:24 LogID: 13492

「…………、なん…、で……」
狙われるような性格の人じゃなかったと思う。
誰かの反感を買った……のかもしれないけど
少なくとも、猫が見たあの人は
明るく、陽気で……優しい人でしたから

……あの人と親しかった人達は
何を思うのでしょうか

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スファレ
2025-12-25 18:08:50 LogID: 13491

動かない。

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:08:42 LogID: 13490

抱きかかえてみる。冷たい。揺り起こしてみる。起きない。息がない。なにもない。

「う、うぅ、うぁ……」

現実だ。何も変わらない。ああ、約束するまでもなかったじゃないか。だって、こんなに自然に泣いているんだから。嗚咽が漏れる。身体の痛みも忘れて、ただあなたを抱えて泣きじゃくっている。

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通信機
2025-12-25 18:08:18 LogID: 13484

資源生産用原料不足による不具合12件により、緊急プロトコルが実行できません』

『担当者は速やかに確認してください』

死者を検知。緊急プロトコルが実行できませんでした。』

綾川 遥希
2025-12-25 18:07:47 LogID: 13481

「………私の方は大したことない。それより………」

彼がやられた、か。

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カイル・アシュフォード
2025-12-25 18:07:37 LogID: 13479

「すみません、食堂も見てきます。あっちも多分……」

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通信機
2025-12-25 18:06:55 LogID: 13469

『バイタルサインに異常を検知。緊急プロトコルを起動します……』

ザザ、ザ……
  ザザザザ……


死者を確認、資源の追加生産を行います

『……』

紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:06:45 LogID: 13468

「う、うあ……なんで……マブだったのに、ともだち、だったのに……。こんな良い人がなんで……」

ぽた、ぽたとあふれる雫。

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カイル・アシュフォード
2025-12-25 18:06:39 LogID: 13467

「ごじゅ……」

目の前の光景と、放送に、頭が混乱しそうになる。
急いで動いてもこの場所ではあまり変わらない。だから、状況の把握を優先しようと。

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スファレ
2025-12-25 18:05:45 LogID: 13463

天井を見上げて立ち尽くしている。

うっすら、睫毛は上を見ている。

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アルカンシエル
2025-12-25 18:05:41 LogID: 13462

「……」

死体を眺めている。そっちの壁際の。

「これじゃ」

「あれが未練、みたいじゃん」

「聞くんじゃなかった……」

約束は守らないつもりだった。
誰が死んだって泣いてやるものか、と思っていた。
……じゃあ。

この目から滴る雨はなに?

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:05:19 LogID: 13458

「……ちが、ちがう!そんな、そんなの……」

みとめない、なんて言えない。
だって、約束したじゃないか。

「……タチヤマさっ…!ぐぅ、うう……痛……!」

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通信機
2025-12-25 18:05:18 LogID: 13452

『資源供給システムに追加の不具合を確認しました』
『資源供給システムに五十件の不具合を感知。担当者は速やかに確認してください』

『資源倉庫への追加資源を配置しました』
『資源供給システムの不具合を確認してください』

通信機
2025-12-25 18:04:37 LogID: 13442

『こちらは自動放送です。』

ザザ、ザ……

『……おい、何かがおかしくないか?』

『計測中』

『はい……』

『……管理人室、というか』
『二階以上が、まるまるなくなっている』


ザザ、ザ……

『予報更新』

『次の[快晴]は推定約三十時間後です』

鷹宮 龍一
2025-12-25 18:03:52 LogID: 13440

「お医者さんまで……なんで、なんでこんな事するんだ、何もしなければ、生きて出られるはずなのに」

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猫 でした
2025-12-25 18:03:46 LogID: 13439

「綾川さんも…………っ」
また、人が死に
傷つき。

………………はぁ

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:03:31 LogID: 13438

「いや、いや、嘘ですよね?嘘ですよね?だってさっきまで元気に喋って……」

自分の傷も忘れてふらふらと近づく。

「だって、ねえ……タチヤマさん?」

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"ノイン"
2025-12-25 18:03:26 LogID: 13436

「……あぁ、」「お兄さん、か」

無傷、ソファの上。倒れ伏している人を見て。

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綾川 遥希
2025-12-25 18:03:13 LogID: 13435

「っ、ふ………」

これぐらいなら、大したことない。全く。
押さえてれば止まる。

それよりも、周りの空気がおかしい。

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鷹宮 龍一
2025-12-25 18:03:03 LogID: 13433

「……タチヤマさん?」

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ほのか
2025-12-25 18:02:57 LogID: 13432

「お医者さ……あ、」

マブの、にーさん。

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:02:26 LogID: 13429

「タチヤマさん?」

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猫 でした
2025-12-25 18:02:07 LogID: 13428

「タチヤマ…………さん…………?」

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綾川 遥希
2025-12-25 18:02:05 LogID: 13427

「うぐ」

今日は………ソファの上でよかった。

「グフ、ッ」

白い服に、赤色が広がる。
やられた。

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:01:52 LogID: 13423

「……タチヤマさん?」

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鷹宮 龍一
2025-12-25 18:01:49 LogID: 13422

「…………生きてる」

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