『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
「ついてこないように、かぁ……。
それじゃあ、私のことは忘れてください、かなぁ……でも、覚えていてほしいし」
どうせなら、一緒に死ねたらなぁ、なんて叶わぬ願いに想いを馳せるのだ。
「なら」
「猫が死んだ時は『雨は嫌い』だとでも伝えといてください。いるかもしれない、悲しんでくれる人に」
猫の一匹がいなくなったところで
そう変わるものでもありませんが、もしもの時は。
>>13057
>>13062
特定できるのではないか、そうではないかと!
まあでも監視カメラなんてものはないから記録などは無い!では、この可能性ならば信じられませんか?」
「差出人はまだここに滞在している誰か、そして今も0にならないか確認し続けている、と!
目星がついているなら僥倖、ようはモニターから推理できても1vs1に持ち込めない……相手なのでしょうね」
男の提示した可能性は子供でも言えるまやかしで、まるで差出人をこの場で明かそうとしている。
「なくてもいいけど、あれば色々って感じかな、遺言は。」
「遺言の役目ってのは、現世に残る人間へついてこないように切り離す役目だったり。はたまた大切な人への最後の願いだったり。はたまた、大事なことの繰り返しの忠告だったり。まあ。大体は大切な人たちへ送る最後の言葉………という認識でいいとは思うんだが………」
長々と話し始めた。眠いんじゃなかったのかよ!!
「やっべ、噛んだ」
位はでは無く位で、的な感じらしい
「まあ考えても考えなくても?今を生きるのにあったら嫌だ、ってんなら考えなくても良いだろ〜し」
猫はカウンターの上で静かに聞いていました。
とはいえ、他にも役を請け負った人はいますから、猫の出る幕は無さそうですね。
「遺言……ある方が、いいのでしょうか」
「遺言な〜……俺としては死んだらも〜ありえね〜くらいデケ〜声でわーわー泣いて欲しい位は特に無いしな〜
あとは今を楽しんでそんだけだし〜……」
軽い調子で
「………あの子も、皆も。この状況下で、冷静さを保っているんだ、それだけでも称賛に値するよ。」
ぽつりと。むしろ、常に平静でいる自分がおかしいとでも言わんばかりの。
「遺言なあ………私はただ、生きれるだけ生きてとしか。」
最初から最後まで、ここは一貫してブレないらしい。
「探偵助手ってことは〜、あの時の怪我人確認してた子だよな、ヨシヨシ」
「軽蔑なんてしね〜よ、生きる事は常に醜いことだからな〜
だから、当たり前のことで軽蔑する理由なんてまーったく無い、だから頑張れよ〜」
手を振りつつ
>>13031 (すみません>>13046 の続きです)
「実は私め、おそらく数時間前にロビーに訪れておりましたがその時のモニターには0という数字がございました。
つまり、誰もが資源が0ではなくなったのは数時間前から今に至るまでの間にございます。
しかし、資源が0である生存者がいることを把握するには、このロビーのモニターが必要でございます。
情報源はそう、このモニター。つまるところ……この数時間中にロビーを訪れていた、あるいは頻繁にここに訪れる人物から差出人を特定できるのではないか
「………あの子か。わかった、覚えておくよ。」
頭にしっかり声を、言葉を、貴方の顔を焼き付けて。
「引き受けたよ。」
恐らく、他の人達も聞いていただろうから、万が一私が死んでも大丈夫だろう、と。
>>13046
ゴロゴロ、床に寝転がったまま。人と話をする姿勢ではない。
「……あ〜、そうそう。そんな感じ」
貴方の返事を聞いて、億劫そうな態度をより強めた。
というよりは、まるで話す前から貴方への好感度がマイナスから始まっているかのように。
「可能性って何の?目星は付いてるんだけど……」
「優しい者たちばかりだな。……もし死んでいたら、それは私が失敗したか、咎の精算をしたかだ。」
「……生きていたら、醜く足掻いた証だ。軽蔑してくれていい。……それじゃあ、私はもう行く。」
それだけ告げると、彼、ないし彼女は出ていく。自分勝手な願いだ。無論、伝えるか伝えないかは好きにして構わない。
>>13045
「感謝する。……とある、探偵助手のような少年に伝えておいて貰いたいのだ。」
「私は最後まで穢れて死んだが、どうか君は最期まで純潔であれとな。」
「無論、私が生きていた場合伝えなくていい。」
「…………。聞くだけ、聞こうじゃないか」
「多分、もう。甘い事は言ってられないだろうから」
覚悟は無い、が。そんなものはしなくてもいずれそれはやってくるのだから。
「………停電の回数を数えたら………大体4日、ぐらいか………?」
なんだか、毎日こんな感じだからか、この辺もおぼろげになっているけれど。
「ん?伝言?
……そうだな〜、俺が生きてる保証はしたくねぇけど、生きてて、伝えられそうなら良いぜ〜」
聞く姿勢に、こう言うのは複数にいる方がいいだろうと