『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
「どこ行っても労働………社畜の性かもな………」
しんなり。悲しいことを言います。わざわざ。
そうしてソファにずむずむ………
「悪魔の囁きがマジで悪魔の囁きになってんね…………
ここでの労働はな……情報収集と共有………つまりおしゃべりって訳…」
色々運ぶのも労働だけど、この空気では言えないな
「いいね~ 働かないでいい働かないでいい。
休んでいい仮病を使っていいずっと祝日でいい……
今日も動かないでいよう……ずっと、床で……」
「自分まだやれます……的な?…」
こら
「俺祝日作られる要因になっちまった?ヤバ、オモロ過ぎるな……今日はラオヤっちが勤労感謝の日って言ったから、勤労感謝の記念日ってね………
流石に今日はもうゆるゆる勤労に感謝しながら休ませて貰うから安心しろ〜?」
「今日って何日でしょうか。
毎年祝わねばなりませんね」
勤労感謝の日とはなんなのでしょう。
猫はよくわかっていませんでした
「看板猫ですか」
「ならここで愛嬌をばらまくとしましょう」
「労いマシマシで俺、嬉しいよ……」
ふざけた調子でソファの背にもたれよう。
「おー、良いじゃん良いじゃん、看板娘ならぬ看板猫的な?
商売繁盛間違いなさそうでウケるね〜」
「誰も行かないのなら猫が占拠します」
猫が受付カウンターを占拠しました。
小さいので多分、ちょうどいい感じです。
「でもまぁ、お疲れ様。ですね」
労いをしました。
「受付カウンターはどちらかと言うとちびっこ向けでは?」
そもそもデカすぎて全てからはみ出る人間ではある。
「ん、ありがとさーん、つっても良かれと思ってやってる事だからほぼ自業自得かもな〜」
軽い調子で言う
「ああ…落ちるのはやばいな…」
受付カウンターの方を見て。
自分で想像して勝手にゾッとしている。ひい〜。起き上がれないどころじゃ無いな…。
「悪魔うるせ〜」
ウザったい態度を隠しもしない。
しかし地獄に一番近いことには違いないだろうな。
「受付カウンターだと、寝返り打った時に落ちそうで……」
その場合、まあまあの怪我になる。
「ハメたなーーーーーッッッッ」
「いや無理めんどい…ここがいい…」
美しさとか今どうでもいい…
「…………労働か…お疲れ様?」
妙な間があった。なんか察したのかも。
「自認があって偉いなあ……」
「そんな事を言うなよ……起き上がれなくなったら周りの力を借りればいい!
それが、人間という生き物の……協力して生きていける、美しさなんだ!!」
「わり〜わり〜、ちょっと寝る前にガチずのー労働しちまってさ、ヘナヘナがまだ抜けてね〜っぽい、だからそれしてた事実だけで細かく何したっけな〜って考えてたら…こう…」
壁に強打したと
「床派は始めて見るなぁ、競争率の低さで行くのはヤバじゃね〜の?」
「ねえ待って今私すんげえ不名誉なあだ名で呼ばれた気がする」
「床は…歳的に一回寝転ぶと痛みで起き上がれなくなるから…無理…」
わかるはわかるけどできないのでした。ちゃんちゃん。
>>12701
「……。」
「うん、本当。
この墨はよく魔除けの御札を書くのに使われる。」
少しだけ、答えるのに間があったが、正直に話した。
不思議な力があるかは別として、そう使われているのは事実だと。
「彫る、って……
その合羽に、魔除けの文字とかを?」
じっと、貴方の象徴とも言える合羽を見た。
嫌、とは言わないが……どうしようと悩んでいる様子。
「悪魔的にはいいね~~~。地獄に近い床ポジション。尊厳を自ら地に投げていく人間クン……
ペロクンも降りてもいいんだぜ……そこはオレが使うから……」
「……大丈夫ですか」
「そこそこに痛そうな音がしましたが」
猫はいつものソファにいます。
そろそろ別のお気にポジを見つけてもいいとは思っていますが
「お〜!よっグッ(壁にぶつかる音)よっす〜
なんだ何だ〜?お気にのポジション探しか〜?」
壁に当たりながら低みの見物をしてる人を見よう