『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
「床に寝たい気分の時もあるんだよ」
「物理的に低見の見物をしたい時がさ」
そう、空いてるソファがあるのに床でゴロゴロしている。
「俺はこの程度の人間だと定期的に確認しないと死ぬ病気なんだ」
割と喫煙所でも床に座ったりしているが、絶対この理由は嘘。
「ウンウン。これで痛みは紛らわせたようだ。
今日もウケ……いいことをしたなあ!」
「ソファがあるのに床で寝てる人間クンもいる、ちょいウケだね」
「アタシには聞かないでくれ〜〜〜〜〜」
この女もわからなかった。
多分この空間、ソファが結構あるのでいくつか空いてるだろうとは思う。この人数だし占領はされていないはずだ。
「なんでだよ!!!!!!えっちなことなんだったらそもそも言うな!」
隠しとけよ!!と。女はさっきまで痛みでソファの上で伸びてましたが今はなんか座ったままじたじたしている。多分肘の痛みも無くなったらしい。
「そりゃこうやって……
って!こんな公で説明させないでくれよ、エッチ!」
吹っかけられた話に応えるだけでこう呼ばれるのだから理不尽でしかない。
「ひでえ、一応毎日手術してたんだから不器用すぎるわけじゃ無いと思うんだが…」
「舌…?舌なんてどうやって使うんだよ…」
ごにょごにょぶつぶつ。元気そうですね。
「そうだよだらしなくヨーヨーを失敗しただけだって!!!!」
片手にはヨーヨー。思い切りヨーヨー本体を肘にぶつけたと言うふうに解釈できるでしょうか。
「ご覧、医者クンが涙を流しているよ……
命が己の手で救えず消えるのを眺めるしかない
現状を嘆き落涙を隠せないんだね、医者らしいね……!」
神出鬼没に現れてはほざく。
>>12681
「…………嗚呼、そうだな。思い出した。
たしか魔除けになると言った。それは真か?」
それを"毒"と呼称した覚えは、合羽にはない。
……相手の不信感は分かっているだろうに。我関せずといわんばかりに。
「…………なら、それを使って掘ってもらいたい。この衣類に。」
「………………イヤなら、いい。」
シャコ…シャコ…シャコ…シャコ…
ちょっと変なのに挑戦して見てる。あの振り回すやつ。
カーン!!
肘を強打した!遥希は倒れた!
>>12672
「……さっきまであんな話をしてたのにね、まあ良いけど。」
近付かれても、少女は体育座りのまま貴方を見ていた。
余り良い印象を持ってはいないが、話だけは聞くらしい。
「……そうよ。」
「それが、どうかしたの。」
身体から滲み出す、黒い液体。
ただこうして見ているだけなら、汚くも見えてしまうか。
>>12541
「そう、お前にだ。」
用事を仄めかせて近付く。ある程度まで近付いたら止まる。
「というか、頼みたいことだな。礼を渡せるかは分からんけど。」
対価として礼を渡すという価値観は合羽にもあるようだった。
ただ、他者を慮るという思考は全くもって欠けていた。
「…………チラと話をしていたな。お前のソレは"聖なるもの"だと。」
「筋肉痛になる前にやめときなよ~?」
素人が突然シャコシャコし始めたらあっという間になりそう。腱鞘炎とか。
煽ったくせに他人事だった。
「ちょっとォ!!流石に中年にはだんだんキツくなってくるんだがァ…?!」
シャコ…シャコ…シャコ…シャコ…シャコ…シャコ…コッ!(掴み損ねた音)
「結構手しんどいんだって…これ…」
ブランブラン…