『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
「なんでそうなるんだよお!」
連想されちゃった。いや…正直知ってるならあながち間違いでもないかもしれません。医者ってストレス多いですから…意外と激しいのを…
「ちょっとお〜…疲れた身体に逆の意味で効くってぇ〜……」
後ペロリストじゃないから…と弱めの反論が返ってきた。へんにゃり。ちゃんと最後まで抵抗はするつもり。
「あの人、今度は何話してたのやら」
前と似たようなことでも話してたのでしょうか
「ASMRってそういうのだったんですね…………
ってことは詳しい はるきさんも……?」
カスの連想ゲームをしたかもしれません。
「虹か。いいな。………長らく見ていないな。空を見上げることも少なかったし…。」
帰れたら、もう少し上を見上げてみたりしようかな、なんて。
マブと天気とマグロかぁ〜…
マブと天気とマグロ????
…青空回転寿司でもするのか…?
え?そこにASMR?
におにぎり????
「ASMRは耳障りのいい音ばかり聞いてストレスを発散するコンテンツだよ。最も…隠れ変態が多いジャンルとも言われている…」
カスの知識しかないのかお前は。
「晴れたら虹を掛けるつもり。それが僕の役目だから」
嘘だ。それは模倣先の役目。僕のなんかじゃない。だから、その予定だって。
「……ここでマグロを出したら子猫が食べるASMRになる?
しまったな。食料ぶんのお金、堂で稼げたらよかった」
「ASMR……というものは流行しているのですね。」
話を聞く限り、聞くものの様子。
恐らく音楽というよりは咀嚼音であったり、
環境音を楽しむためのものらしい。
「かなりの方が聞いたことある様子、面白いもの、なのでしょうか?」
ァア〜ほんわか話。助かる。
「なるほどね…いいね…おにぎり…。ASMRは私も聞いたりするよ…」
だらしない芋虫みたいになってるけどお話しするためになんとか近いソファへ移動してくるのかも。
「おー、ハルち…………なんか大変そうだな?お疲れさん…的な?」
ここしばらくはげっそりしてそうだったが、今はそれ以上な気がする。なんて思いながら。
「今ぁ?えーっと、マブと天気とマグロ?」
ほんとよ。全員で見るんだから、それまで下手に死んじゃダメだゾ?
(なんて、他人をマブに変えてくる)
とりまあれだっけ。みんなでおにぎり食べるんだっけそゆのって。
「ただいま…」
「いやほんと久しぶりに詰め詰めで思考したから脳みそがやばい」
へにょへにょ。
「で…なんの話…」
癒しが欲しい。なんかほんわかできる話なら聞きたい。マブダッチて何。
「…………なる、かもしれません……」
「あー、よかった。
びっくりしました。異世界の常識かと」
咀嚼音ASMRは中々いいですよ(PLの残留思念)
「職員の方、晴れた暁にはお顔を見せてくださると良いですね。その……色々と言いたいことがある方もいらっしゃるでしょうし。最強ラララ様モードを見せつける必要もございますし。」
お迎えの際、出てきてくれるのかしら。
「おや、綾川遥希様。お帰りなさいませ……大変お疲れのようですね……」
「そーだな……」
「俺としても思う、このマブ全員で空、見れたらいいよな〜って」
軽い調子で。けれど何処か他人事か
「逆じゃねーんだ、オモロ!いやヤバかこれ」
「うちの子になる?って聞かれたら頷きそうでしょ、その好感度は」
「うん、中身は子猫がマグロを食べるんだけど……」
あることないこと言ってるのかもしれません。
そもそも聴いてて癒されるのか、咀嚼音。
ほんとよ。
さっさと晴れて最強ラララちゃんモードを全マブに見せつけねーとならん。
ついでに来るだろう職員にも見せつけないといかん。
アタシそゆいみだといそがしなんだよね。
「飼い主ではありませんよ」
「信頼できる人なだけです」
「マグロ、美味しいらsマグロが子猫を????」
「…………ASMRってもしかして物騒なものですか?」