『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
「話し合いは大事ですが……」
「今の状況じゃ、取り乱してしまっている人も少なからずいますでしょうし
皆が皆、話が通じるでしょうか……」
不安になるような事を言いますが、それも多分心配が故の発言なのでしょう。
猫は発言に関して不器用なのです。
「やほ、ラの雨粒ちゃん」
「オークションが盛り上がったあまり人身売買もしててねえ。未遂だったケド」
「どちらかっていうと医堂だったな~」
食料に回すよりそっちが多かった。
>>11714
「……ここに来てください」
そう言って差し出す紙には【35番室】と書かれている。部屋の番号のようだ。
「……」「話せるかも、話が通じるかも分からないのに」
呟いて、それだけ。
これも身長が小さすぎる自覚があったから杖の挙手には押し黙り。
「杖、か」
「僕みたいな貧相な身体でよければ使ってくれても構わないんだが……いざという時に支えられるか不安だな」
「他に誰か適役が居なかったら、僕が杖代わりになろう。蘇生した責任もあるしね」
なんだろ。死ぬのはよくねーのは分かるんだわ。
でも、まだ大体は生きてるんだからさ。とりあえず犯人だろうが一回話すべきじゃろて。
じゃないと、そうやってバイバーイばっかしたら、アタシ以外誰も話せなくなっちゃうじゃん。
なんなら、死んでも蘇生薬が存在してるんだからワンチャン生き返りそうだしな。
「杖ねえ」
誰かいる?と衆目に責任をパスしとこ。都度報酬が発生するなら手を貸さなくもない程度のスタンスであるが、流石に彼もヒト食いを否定していない奴に体を預けたくはなかろうよ。
「望むのであれば杖にもなりますが…、
生きれるかも怪しいですし、
あなたが次の停電後にも
肩に手をかけてもいいと思えるなら立候補しておきましょう」
「やあや」「堂……食堂は楽しかったよ」
プールに寄って、見知った影とあまり知らない裸体が目に入ったので引き返してきた。
生き返った姿、目に留めて。
「そっちは上手く行ったんだ」「……僕のだけか。失敗したのは」
そっかあ。
>>11677
マブはマブだぜ!
(説明下手!)
まー要するに友達!アタシちゃんはアタシちゃんと話した全員マブだと思ってんぜ!
だから、そんなマブが暗いと元気か?ってしたくなるんだよ。
暗くなりたいんなら良いんだけど、アタシと仲良くウェイしてくれたらマジ嬉しいんだわってヤーツ。
「……そも。しょうがない、で。収められるような話でもないと思います」
「しょうがない。仕方ない。それで人は死んで良いとは……俺は思いません」
ポツ、と呟いて。小さく縮こまっていた。
ショージキ何しでかしててもまだ何とかなると思うんだよな。
だから、スズメも大丈夫じゃね?なんてド無責任するのがアタシなんだけど。
別に分かった気になりてーんじゃないんだけど、マブダチだからな。寄り添うのも仕事だぜ。
「ま〜出来れば死にたくないわな」
おれだって襲われるのは怖いし?とソファ上からほざいている。暗転間近にソファでだらけていたくせして。
「……」
話に耳を傾ける。あぁ、
「生きたいのは一緒ですよね。…だからこそ弱肉強食は起きてしまった。出来ることとすれば……」
考えるように、祈りを込める。