『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
「藍様に玲衣様、そしてあちらが四子様……」
ふむふむ、間違えないよう姿とお名前を確認中。
「本当に沢山の方がいらっしゃる場所ですこと……」
リストを見て人数は確認していたけれど、
実際覚えようとなるとなかなか多い人数のように感じる。
>>5926 マリー様
「ふふ、間違いがなかったようで何よりでございますマリー様。どうぞよろしくお願い致しますね。」
嬉しそうな様子に、こちらも嬉しげ。
お名前を間違えずに済んで良かった。
「どうも四子サン、シャワーは冷たいのでお気をつけて」
「筆談か、確かにね…手帳があるから、今度から試してみようかな」
ちょっと古びているが大事にされてそうな手帳だ。
コンビはやっぱり仲が良いなあと、あたたかな視線を送った。大して知りもしないくせに。
そんな温度じゃ、ちっとも足しにはならないけど。
「筆談、できたら良いのですけれどねえ……」
紙もペンも持ってきてないからなあ……
「それと雨具では何も拭え無さそうですよねえ……」
水を弾くものだものなあ……
>>5918 ユウガオ
「……!」
問題ないよと頷いた。
発音も正しいので、OK! の丸も両手で作る。
心なしかご機嫌かもしれません。
早死にはしたくないが、筆談をしたところで生存率が上がるかどうかは……。
お喋りな人から死ぬ可能性があるとか今日聞いた気がする。いかがですか?
ご厚意だけそっと受け取るのかも。なお、筆談は実は可能です。
「ふふ、良かった、どうやら間違いはなかったようですね。こちらは……マリー様とお呼びしても問題ないものでしょうか?なにぶん浅学なものですから、間違いがありましたらどうぞ遠慮なくご指摘してくださいまし、ね。」
英語の読み方に自信がない様子、
こう呼んでもいいのかな……と少し不安げ。
「チビガキに筆談でも仕込んだ方が良いですよ。この先コミュニケーションがとれない奴は早死にしそうなんで」
「あのあんぱん……チビ天使でさえびいびい泣きながら喋ってんですからね。見習いなさいよ、」
「他人ので拭くのもなんか嫌じゃ無いです?」
なんか。
「僕は此処に来た時から自分の名前やらが思い出せなくてね。
職業だけは覚えてたんでずっと探偵って名乗ってる感じです。
医者も記憶が無かったんですね、どっちの医者だろう」
「………………」
今日も今日とて喋らないガキです。
喋れないわけじゃないんだけども。
「!」
そう! と頷いた。
種族名でも名前は名前だ。
そう呼ばれるのは嬉しい。