『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
「けが?」
ここには不審な影や危ない物は見当たらなかったが・・・
あの慌てた様子、他にも負傷者がいるということだろうか。
「・・・」
どこか硬い表情で歩いていった。
「こんにちは。それって……ああ」
自分の腕を庇うように、少し身を縮めた。
「はい。寝てるうちに襲撃を受けたようで」
「お、言ってたら食堂のマブが来たか!よーっす!
…何があったかで言ったら…………」
「……」
「…そこの猫的なヤツが怪我してそーって感じだ」
>>4369
「被害者全員を把握するのは到底無理ですけどね、わかる範囲だけでも把握しておきたくて……」
「一旦、ここは大丈夫そうなので、次のところに行ってきます。お邪魔しました」
手帳を懐に仕舞うと、転ばないように歩きながら次の場所へと移動していく。
>>4341
「ロビーと食堂……あー、人が多かったもんな、あの辺、しかも食堂には棚とかあるし……アレで揉めてたらヤだな〜…」
「んで聞き込みか、それはめちゃくちゃ助かるな…それしてくれるだけでも安心出来る子は居るだろーし」
「おや。」
「……………………バケネコか?」
窓から目を離し、喧騒へ振り返る。
「あと、うるさい。大きな声を出さなくても分かる。」
>>4316
「だ、大丈夫です。濡れたところでは走らないので」
「ええまぁ、ロビーで少し、食堂に関しては結構な数で騒ぎになってました。
僕は幸い無事だったので、少しでも把握しておこうと思って聞き込み中です」
「おっきい猫さん……うーん、ちょっと怪我してるけど、襲われたのかな……?一応書いとこう」
迷いつつも手帳にメモを残していく。
「おいおいそんな速度だとビビっちまうし転けちまうぜ〜!?
こっちは……あ〜……多分居ないぜ、聞いたところ大丈夫そーな感じ」
「つーか他ではまさか…怪我とかあっちゃったりする?」
「――お邪魔します!
こっちに怪我してる人は居ますか!?」
若干息を切らした少年がプールの区画にやってくる。
濡れた地面で足を滑らせないように気をつけながら。
「あんぱんは小分けよりも1個丸々食いたいんだよな〜…
…それに勝手にパンになってんだし…資源は無いとそこそこ怖えなぁ」
ない時にどうなるのか分からないからね
「…まー自動放送の反映が遅れてんだろ〜って思いたいな〜」
「・・・」
最初にあった資源を今しがた減った資源の数(推定)で割ってみる
「・・・」
少し足りない。
「自動放送ですからね・・・」
まだ希望はある、と言いたい気持ち
「………やっぱ気のせいじゃないよな、てっきり毎日ゴロゴロしてたらふつーに1週間余裕ですよ〜かと思ったら、そーでもない…
それどころか、これ明日とか大丈夫か?と思っちまう的な?」
「………………なんだろうな。」
郷愁のような気持ちを切り替え、返事をする。
「ただ、このまま7日間を乗り切れるとは思えない。
…………資源が足りなさすぎる。そう思わない?」