『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
>>17013
「……すみません、運ぶなら、私一人に運ばせていただけませんか?」
頭の中が真っ白になっている。
それでも、かろうじて、そんなお願いは口にできた。
「ダリアさんっ! ダリアさんっ!
(本当の名前を呼ぶ)ッ!」
倒れた。貴女が倒れた。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
どうすれば、貴女を元気にすることができる?
>>16980
「メイドのお姉ちゃん、大丈夫? ううん、大丈夫じゃないよね。」
目の前に立ったかも。それは私の役目ではないのかも。
でもそうせずには居られなくて。
>>16977
その言葉で、一度口が止まって。
「あああ!!クソクソクソクソクソが!!!」
取った資源を投げ戻そうとして、止まる。欲深くておしまいだ。
「この空間自体が古くなっていってるみたい。」
時間の経過が早くなっているというべきだろうか。
その中に居る私達はどうなるんだろうな。
「ごめんなさい、本当にごめんなさい」
今すぐに口をふさがれても、殴り飛ばされても文句は言えない。
自分は今、言わなくていいかもしれない事実を言ってる。
それでも、いつか誰かが気づくのなら、言うのなら。
事実をすべて把握しなければ、答えは探せないのだから。
しんだ?しんだ。しんだ。しんだ?
いいや、ううん、においはしない。あのいやなにおいは。
"そんなことより"、どうしよう。ごはんがないとパーティは、みんなは、どうしよう。
「ひっ」「ヒッ」「ヒュ」「ヒヒッ」
短い呼吸。笑い声にも似た、か細い呼吸。普段なんて、もう、装えなくて。
情報が、こんな頭じゃぐるぐるぐるぐる、錯綜、し、て
「あのギャル!? ああ、本当無鉄砲も良いところで………
あああ!クソ!!」
ここは空間内で完結している。
そうであって欲しくない方の方が当たっていて。
「……は。医薬品が?」
「全体的に質が落ちてるって、ことですか……?」
医薬品なら実際に取り出したことがあった。
あんなのじゃなかったはずだ。
どこもかしこも異変だらけ。
見えるところすべてが、絶望で彩られている。
「あるとすれば……見えないところだけか」
「ちょっとまて、ちょっと待て。情報が追いつかん。
この資源、死んだ奴の物ってこと!?」
死んだ奴の物、で合ってほしいという願い。
死んだ奴そのものなんて、ことは。
ててて…と駆けて、ロビーに行って戻って来た。
「…ひざしお姉ちゃんが死んだ。…さっきまで生きてたのに。」
手が震えている。
「ここは空間内で完結している。」
「つまり。」
「この資源は誰かが死んだら増える?」
「……うそ」
考えていなかったわけではない。それはとても身近な話。
それでも、事実として、そして状況とともに渡されれば。
端で少し震えている。