「………まぁ」
そうなるわな、全員無事で済むわけはない。
それは、わかった上で。
陣の利点があるとすりゃ、助け呼ばずとも負傷者の姿が見えること。
「治療してもいいってやつァ怪我人をどうにかできるか?」
「……吞気なのは、私だけですか」
運が良かっただけかもしれない。未だに傷一つない。
周りは?
「あたまいたいあたまいたいあたまいたいあたまいたい」
「うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!」
「あ、アタシはヘーキ……」
「だけど、」
「隣は大惨事……カモ……笑」
「今日は無いのかな」
血まみれは放置です。
「………ぐ ッ うえ …… ……二人? ハハ……人気じゃ~~~ん!!!」
風切り音。血の臭い。それでいて───なんとも嗅ぎ慣れてしまったモノ。
暗闇が開けると同時、幾つか周りを見回せば………
「……。起きちゃったなぁ」
コック帽の持ち主。それと、確か昨夜辺りに飯を探しに来てたサラリーマン風の。
周囲を確認。
すぐに手当てができるように準備も。
停電が明けると、少女はドサっと床に倒れた。
腕から血が流れている。
無病息災。のんきに食堂にやってくる。
「あーらま。みなさんボチボチってところで」
怪我人もいればそうじゃない人も。
「私はなんとか無事でした……!」
「皆さんは大丈夫でしょうか……?」
「……」
そっと傘を構えながら、周囲を見渡している。
「……」「人が集まれば、紛れやすくもなる」
「やっぱり、そうですよね」
「わたくしは何もありませんでした。わたくしに限っては警戒する必要はなかったみたいです」
ざっくり裂けた左腕の服を押さえて、食堂を出ていく。
「うわっ!?」
奥側から、悲鳴。
ぱららら。ぱん(トランプをまとめる音)。
「……私は無事ですね」
「――っ!!」
停電の瞬間、咄嗟にしゃがみ、地面を転がる。
耳元で何かが空を切る音が聞こえた……気がした。
暗くなって。
……明かりがつく、か。
「……どうだ?今日は。」
手持ち無沙汰になってきたので手持ちのトランプをシャッフルしてる。おおよそリフルシャッフル。
警戒とかしてない。
「じゃあ、ここらへんに……」
下の方へ移動する。
「……緊張してきました」
陣に混じらず、ソワソワしている。
「まぁ倒れたくらいでお陀仏しないでくださいよ。
ミステリー小説読んでみたいんですから」
「むしろおじさんにとってのタイプが此処に居るのやら…」
「……ん~…、ふぅ」
軽く脱力。それでいて、静かに辺りを警戒し。
見てるだけ。
>>7220
むしろ静かにしてる方がつらたん。
雨止んだらフルパワーなっから、ゆるしてくりゃんね。
「悪魔は……人間クン達の傍にいるからね……」
>>7202
「余計なお世話だったらごめんだけど…
お姉ちゃん、自分の身を大事にしてね。」
心配そうな表情であなたを見ている。
「皆様、いい性格してますね……」
「男とガキに潰されてもね……」
クソでかいため息をついている…
「こんにちは〜!転倒リスクが指摘されつつある陣です」