『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「……。あぁ。」
資源袋に、資源を入れる。
何時ぞやかは随分軽かったのに、重くなったものだ。
「…もう死ぬだろうに、集めたって、何の意味も無いんだろうな。」
「でも───」
最期まで、足掻きたい。最期まで、死にたくない。
最後まで、押し付けて、最期まで、見届けたい。
「…全く、エゴの塊だな。」
スズメは資源を R500 持ち出した
『資源倉庫への追加資源を配置しました』
レイラは資源を R500 持ち出した
『資源倉庫への追加資源を配置しました』
環凪 雫はおわった
>>19238
前にもこんなことがあった気がする。
勝手に既視感を覚えているのは、いつかに見た記憶のせい。
...食べたりなんかしないよ。猫じゃないから。
流れる涙はそのままに、猫もしばらくすれば寝ることだろう。
浅い息、まだ止まらなかった。
>>19226
あなたの横に、着ぐるみにもたれかかるように移動した。
くぅ、腹の根が鳴る。当の本人は気付かなかった。
「お腹が空いたら、食べていいですからね」
「お父さん、お母さん。ボクはきっと、最後まで食べられる側でいられたよ」
微笑んで、しばし瞳を閉じた。
起きるかは、分からない。
>>19212
「...」
遠ざかったりはしない。あきらめたようにどこか遠くを見て...
少しだけ、泣いた。ほんの少し、猫としてでなく人として。
それが、その者への手向けとなれるならば、喜んで引き受けよう。
>>19115
少なかったが、楽しかった。ありがとう。
そう、言えればよかった。
>>19193
ああ、そういえばこの猫さんは沢山の資源を持っていったな。
とっても生き物らしい。食べられる側だからよくわかる。
故郷で野良猫に食事を取られたことがあったな、なんて思い出して、少しだけ笑みがこぼれる。
「……寒いですね。少しだけ、傍で休ませてください」
>>19182
「にゃ?」
優しく見えたか。資源をそこそこ奪って、間接的に人を殺したであろうこの猫を。
罪の意識は、ないけれど。
前もそうだったし、きっと少しぐらいは残っているのだろう。
それが残っている故に、わたしは猫なのだから。
「……これだけあれば、最期まで足掻ける。」
血で汚れた手。腕からも赤く垂れて、次いで床に向かって伝っていく。
「……これは、私のエゴだ。」「あの人の代わりに、私が……」
ぶつぶつと呟いて、部屋から出ていく
>>19169
「……優しんですね」
意味は伝わらない。けど、雰囲気から勝手に補完した。
優しい鳴き声だったから、優しいことを考えているんだろうな。
スズメは資源を R250 持ち出した
ふと、プールから見えた景色に。
彼の姿が、あったから。
そっと、これだけはいただいていこうって。
深く一礼をして、ありがたくいただいていくんだろう。
>>19151
「…にゃあ」
わたしは忘れられるだろうが、わたしはその人を忘れたくはなかったら。
伝わりようのないことを考えて、猫は鳴いた。
marryは資源を R500 持ち出した
『資源倉庫への追加資源を配置しました』
「シロさんは持っておくんですね」
半分ほど残されているけど、身体を動かす気にもならない。
溶けてしまった方が楽だろうか。……それも、違う気がする。
特に意味もないけど、それをもっていった。
持って行ったところで、何にもならないだろうけど…
それを持つほどの意味はあるんじゃないかなって、勝手に考えたから。
シロは資源を R250 持ち出した
通信機から声がする。資源。元から触っていなかったけど、取る気にはならないな。
「縁起でもないけれど、なんだか訃報みたいですね」
『資源倉庫への追加資源を配置しました』
わたしは猫だから。
最後までここにいよう。
どうせ、わたしは行くあてがないだろうから。
妙に冴えた脳で、ずっと考えていた。
瀬戸際だからかな、よく回る脳だ。
最後に何か言えたなら。
お兄ちゃんに会いたかったな。
「…にゃあ」
資源が動く音がした。そういえば、棚バトルなるものも小耳に挟んだな。
もう、きっと関係のないことだけど。
「……ボクも、残ってみようかな」