『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「──サニー様は、明るくて聡明な方でした。彼の性自認は男性なので彼と称します。生前のここでの馴れ初めは、"箱"について私めが金貨を入れようか入れまいか、悩んでいた際に躊躇わず彼がナイフを買った時でございます。
私めは非暴力主義なので相容れないものだと思いつつもなんのために使うか聞いたら、『料理するため』と言ってくださいましたね。
なるほど、殺傷に限らない使い方をするという視点を教えてくださいました」
「彼女の夢は家出で、ここを出られるついでに家じゃないどこかに保護してもらいたいとも言っていましたね。
私めは頷くだけでしたが、今思えばもっと応援していれば死ななくてもよかったのかもしれません。
どうか、死後も安らかであることを願います」
一礼をする。
→「彼女はあまり人が多いところでは立ち回れないと一人で呟いておりました。そこに居合わせたので、私めは一応企画立案などをやったことある社会人だった経験から、彼女に人前で堂々と接するにはどうすればいいか、とちょっかいをかけたのが縁の始まりでございました」
「それから彼女がどこからやってきたなどの質問をしたりしあう仲となりました。軽い程度でございますが……。
彼女は毒親を抱えており、主張しても否定された過去からあまり表立って言うことを控えたのです。」
「今からは私めの喪失感も混じってきますので、明るくは話しますが真顔になることもございます。ご了承くださいませ」
「犠牲者の1人であり、私めの親しき仲にコトリ、とモニター上で表示されている方がございました。
彼女とは生前、表向き親しきことがないようにしており、停電前にバンケットで出会った時も初めましてのていで接していました。
最後に顔を合わせてから1日も経っていないので、一番動揺が隠せないのが彼女です。」「
→
「知ることか、一貫してんね」
呟きつつも、目を覚ました人には
「そーそー、そんな感じ。けど、眠たいのなら無茶は禁物だぜ〜?」
>>8720
背中、さすられながら。
「タオル交換…」
しなきゃと思った時にはもう、あなたが先んじて交換していたかな。
ひざし様にはまたお礼を言わなくては、と思いながら。
「お葬式…ではなく、霊安室を見にいく形…れすかね」
「わかりました」
あなたと一緒、どこまでも。
交換が終わって、あなたが行くなら。
支える杖になって、一緒に向かうのだろう。
→モ……いえ、在り方があるということを、認識していただくのがこの度の弔いの意図にございます!
要は今後諍いを減らすために互いを知ることが大事だから、死者のことも知ろう!がテーマです!
挨拶を終わり、私めから弔辞を送っていきますね」
「……ん?」
賑やかなで厳かな気配にむくりと起き上がり
「……葬式、ですか?」
となると流石に眠りこけているのはよろしくないかと背筋を正した。
「挨拶の言葉を簡潔に済ませましょう。この度はなんらかの襲撃によって、あるいは事故によって4名もの死者を出すこととなってしまいました。
もちろん、我々は見知ったばかりの縁。この度の死者とは無関係の方も多いでしょう。
しかし、無関係だからといって無碍にして忘れてしまえば、そこには"誰かに襲われるかもしれない不安"だけが残るのではないでしょうか!
だからこそここで過ごす間は忘れずにいたい。私めが彼らがどういう人となりだったのかを皆様に伝えて、今後死者を発生させる際に途切れるモ
悪魔オモロスは資源を R25 持ち出した
まゆこ は 娯楽品 を得た。
>>8709
「心配していたの? 大丈夫よ」
優しく背中をさすったり。
「ええ。何かになるわけじゃないけど、連れて行って」
悼むような気持ちは湧き上がってこないけど。
身近な終わりを前にして自分は、あなたは何を思うのか。
それが知りたかった。
そっとあなたの手をとって、立ち上がる。
「その前に、タオルだけ交換しておきましょう」
交換を済ませれば二人で向かうつもり。
「では、棚を好きに出し入れしながらでもいいので、この度の死者4人と親しかった私めの弔辞を語らせてください。
あ、棚はちょっと後でお借りしたいです。一応紙がないので口頭で目次を言いますが、
①挨拶の言葉
②コトリ様への弔辞
③サニー様への弔辞
④A様への弔辞
⑤サワラ様への弔辞
⑥蘇生代募金
という構成で、簡潔に済ませます。長々と聞いてもすっきりしないでしょうしね!」
「私は横で見ておりますね~。
ようやく落ち着いて食べる事ができそうですので」
先に甘味は食べたがあれはノーカンとして。
色んな人の言葉を聞きながら、ぬるいスープをパンと一緒に食べていよう。
明日、もきっとあるのだから。
「あんま気負い過ぎんなよ〜」
軽く言って見送ろう。
「初耳だったけどやる理由は納得はなんとなく分かっからな〜
そういうこともあんよな〜ってワケ」