『廊下』
薄暗く、色褪せた廊下。一切の破損はない。
絨毯は水にぬれ、だいなし。
中庭に面した壁は割れない窓になっている。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
『記録[
>>3880
まあまあ。包帯にガーゼとハンカチも同じくらい貴重です。
し、別にそれらに優劣ってつかないでしょ。気分の問題しかないだけで。
「ああどうも、ありがとうございました」
「本当に気にしないでください。自分を最優先して欲しいんですよ」
お礼は言いつつ、でも。そうだな。
この先も他人を優先してて良いとは思えませんからね。
余裕っていつまでもあるものじゃないから尚更。
持って来はしたけど、これはこれで応急処置の経験はほとんどない。
消毒して絆創膏を貼るくらい。
血を見て顔がまだ青いままであるくらいだし。
「乃々さんがいてよかった……」
>>3849
他人の応急処置なんて知識も経験も無いからお世辞にも上手く処置出来たとは言えない物だろうけど、傷口を覆って感染症を防ぐ為のささやかな抵抗くらいにはなるかもしれない。
そんな事をしてる間に玲依さんが自分よりもっと冷静に、効果的な物を持ってきたのが見えたから、安心と同時にこの程度の応急処置しか出来ないのがちょっと恥ずかしくなった。
「言ってもいいのに……」
四子はいたってジェンダーレスなのであった。
「その、一掃……気をつけないとですね。
私は……口では気を回すと言っておきながら、気を抜いてたので」
唐突だったから仕方がないといえばそうかもしれないが。
けれど、弛んでいたのは確かなのである。
「男たるもの女の子の前でわー痛いよーとか言う訳ないでしょうが」
「寧ろ俺でラッキーでした。他にはあんま被害なさそう?なんで」
ここではね。
>>3824
「主観的には問題ないんですけどね」
客観的にはそうもいかないのかもしれませんね。
まあ血が滴っていたら怖い、のかも。さてはて。
しょうがないんで言われた通りに左手から力を抜く。
貴重な資源をこんなんで消費しちゃってあらあらって、思わなくもないです。
けど、素肌が血に触れないようにはさせて貰います。
消毒出来ないでしょうから。
ハンカチで縛って止血する程度じゃ気休めにしかならないけど、玲依さんが医療品を渡してるのを見て安堵する。
どこから持ってきたんだろう…?と少し不思議だったけど口にはしなかった、今気にするのはそこじゃなくて傷の具合の方だから。
「怪我した当人が一番冷静なの、なんだかおかしいね」
「痛みに強いの?」
子鹿たちの方が心配になるのは同意だけれど。
処置はそちらに任せて、少女はお行儀よく両手を傘に添えたまま。
雨音 乃々は藍に医療品をおくった
>>3795
「大丈夫に見えない…、腕…ちょっとだけ動かさないようにしてください…。」
血を見るのが得意なはずも無いが、それでも丁度止血に使えそうなハンカチがあったので止血を試みようと。
「ああ、良いのに……勿体ないな……」
とは言え、押し付けられたものを拒否は出来ません。
あーぴかぴかになっちゃうなー(棒読み)。嬉しいなー(棒読み)。
>>3777
「えー大丈夫ですよ」
「それよか血って汚いんで。触らない方が良いですよ。そんなに深くないですから」
本人よりダメージ受けてそうな子鹿が2匹程いますね。
逆に大丈夫ですかなんて阿呆みたいな声が出る。
玲依は藍に医療品をおくった
害意なら経った今にも居たな。
妖怪血染めセーラー女だ。
血が滴る左手を振る。絨毯に小さな染みがついた。
「まー大丈夫です。これくらいなら」
「俺でこんなって事は、他にもいそうですね。被害者と加害者」
>>3745
「藍さん…血が……」
大丈夫ですか?という言葉が出ない…明らかに日常じゃ見ないような血の量に眩暈を覚え、呼吸も早くなる。
落ち着かないとダメなのに、とりあえず血を止める物が無いか手持ちを探す。
「わあ。本当に真っ暗だったね」
明かりが消える前と、何も変わらない様子で、表情で、感想なんかを述べている。
それと全く同じ調子で、「わあ、痛そうだね」だとか口にした。
「びっくりしました。やっぱやる奴ぁいるんですね」
指先から血を垂らして立っている。
外傷は二の腕切られたくらいかな。
死ななくて良かったなあ。
「はーいみなさんお元気そうですか。大丈夫そうすかね」