『バンケット』
大宴会場。電気はないが明るい。
円形のテーブルが多くあるが椅子はない。立ち席。
奥には大きな舞台がある。
幕は朽ちて落ち、雨の舞台が公演されている
『記録[
PL連絡です。"王"様へ。
合言葉【霊安室】がその場となっております。
場所案内、及び合言葉についても道中説明した認識でお願いいたします。反応不要です。
「……いい。俺のコレは、そこらの薬だなんだでどうこうできるモンじゃねェ。持病ってやつだ」
「……生まれつき俺は肺がダメでな、中坊の頃まで寝たきりだったぐらいだ。今に始まったものでもねェ。」
「…………まァ、ヒトに感染るモンでは無ェ、から。」
気にしないでくれ、と。
「資源の不具合だったら、困るね」
例えば資源を上手く食糧や水に変換できないとか、そういった生命線に関わる不具合だったら困る。そうでない事を祈るばかりだ。
「不具合……考えられンのは、ロビーの液晶か、食堂の箱か……」
「……どっちも不具合あったらクソ困るやつじゃねェか、オイ……ゴホッ」
不具合なー。少なくとも雨でヤバいとかありそじゃね?
「たとえばここにはだれもはいれないとか」
偉い人の事はわからんわからん。
……はぁ。鏡っ子には専用のアタシちゃん劇場が必要だな。
「仲良くなってそしてそして」
つか、不具合三件なんはわかるが、なんかその前ラグなかった?
「ゲホッ、ゴホ……」
「……資源、もう無ェんだろうな。」
「……不具合、ってのも、気になる。」
咳き込みながら、途切れ途切れの所感を。
>>10200
「…………バケモノには、
救われる資格なんて、ないの、よ」
自嘲するような言葉を投げて、
なのに救われたい矛盾も抱えて。
それだけ告げて、いなくなった。
『不具合が三十三件あります』
『不具合により規定数生産できませんでした』
『そのため、生産プロセスを再調整しました』
『追加資源を投入しました。』
>>10187
……オイ鏡っ子。
『いたい』は、言わなきゃわかんねんだからな。
抱え落ちしたら、困るのはこっちだかんな。忘れんなよ。
(小さな声に気付いたのなら、そんな忠告が聞こえたかもしれません)
「では、こちらとなります」
"王"の貴方の支度を静かに見終えれば。
此処に来て、この場に居る者達を見やり。ひとつ、カーテシー。
「それでは皆様、よい一日をお過ごしくださいませ」
カツ、コツ。そしてメイドは、【霊安室】へと消えていくのだった。