『バンケット』
大宴会場。電気はないが明るい。
円形のテーブルが多くあるが椅子はない。立ち席。
奥には大きな舞台がある。
幕は朽ちて落ち、雨の舞台が公演されている
『記録[
>>7694
「……」
「当の本人が悲しんでいないように見えましたので、
代わりに悲しめばあなたの気は紛れるかと」
本当だ。
だからこそ、己は手を差し伸べるのだ。
「ふふ、疑念を持つのも正しいでしょう。
正義の反対はまた別の正義とも言いますし」
「……ええ、そのつもりですよ」
「私は神父ですから。生きようとする者がいれば、
手を差し伸べるのも当然です」
「ふむ……四人か。」
思っていたよりも死人が出るのが早いと思った、思ってしまった。
「深く考えるな。己のことだけを考えるのだ。」
「呑気だな。その精神の逞しさは羨ましいぞ。」
嫌味のような褒め方。
「ふむ。黒いので目を覆っているおまえと、ピンクのおまえの話を聞く限り死んだ者は四人か。」
「……食堂で死んでたのはオレンジ色の奴と、なんかリーマンみてぇな奴。名前は知らねェ、ロビーの端末見りゃわかるかもな。」
「……死んでんのが、そいつらだけなのか、そうじゃねぇのかもよ。」
震える指で煙草をくわえる。ライターを出す素振りは無い。
>>7651 ローゼン
「おかしな人。地獄行きの話で悲しくなるべきは、あなたじゃなくて私じゃないかしら」
「まあ、天国行き内定済みの聖職者サマに言っても仕方のないことだけど」
呆れながらも話を変える。
「他者を生かす為なら、自分を犠牲にしろと?」
「馬鹿げてるわね」
「そんな偽善者ぶった教えを守るために、あなたは苦しみの中で息絶えるつもりなの?」
「この場の負傷者はこの場だと2名……いや3名?ローゼン様しか名前を把握しておりませんのでどうお呼びすればいいか困ってしまいますね。
しかし、雰囲気を察するにこのまま重くなる一方になるのでしょうか。振り方を考えなければなりませんね」
声のトーンは、雰囲気に合わせるように抑えめに。
>>7594
「ふむ、そう何度も地獄行きだと
仰らないでくださいませ。
私が悲しくなってしまいそうです」
「……ええ、奇跡も魔法もここでは使えませんので。
ですが、宗教的には問題ないですよ。
私の状況よりも生きる者の為に優先すべき事があれば、
そちらを取れと教えられておりますので」
>>7567 王
「……生きていれば、」
少し思案して。だが続く言葉は見つからず、口を閉じた。
「……」
返さなくてもいい、の言葉には、了承の言葉を返さなかった。
「私はもう大丈夫。
王は他の子のところに行ってあげて」
そっと側を離れた。
>>7593
「アレ、とは……バンケットの外の事でございますか?私めは先ほどからこの場に居ましたが(確定ロール)、停電の時には何も見えませんでした!
あなたは……ええと……名前を存じ上げませんが何を見てしまったのですか?
この場で五体満足に呆然と立ち尽くすことが出来てしまった、私めコンテキストにご教授いただけませんか?」
>>7589
「………………」
「……ちょっと、自分の個室に、行く、わ」
「後で戻る」
息を吐いて、その場を去った。
『ロィナのお部屋』の看板の、その場所へと。
「テーブルクロスは好きに使い給え。誰の物でもないからな。」
来たものにそう言って。
「コンテキスト……そうだな、資源が余っているのであれば治療品を負傷者に渡すがよい。
あとは暫く大人しくしていたほうがよいな。雰囲気が重く感じ取れる。」
>>7528 ローゼン
「私は地獄行きよ」
「私のことを誰よりも知ってる私が断言するわ」
キッパリと言い切る。
「私はね、天使を殺したの」
「だから、地獄に行くわ」
質問の答えを聞き、なるほど、と、彼の体で血が滲む箇所を見る。
「魔法やら奇跡やらで治せないの、それ」
「今のあなたの状態、宗教的に不味いんじゃないかしら」
>>7576
「……テメェもアレを見ちまったクチか?」
「……テメェ自身は、大丈夫なのかよ。」
軽く咳き込みながら男に問う。
>>7575
「……すまない、疑い深くなってしまった。」
唇の怪我を見て、本当だと確信した王は謝った。
「今日は此処にいたほうが良いだろう……安静にしているのだ。」