『ロビー』

色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。

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『記録[雨の部屋]168:00:00を再生しています……』

ロィナ・アルレット
2025-12-25 18:18:09 LogID: 13570

「………………は?」

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:18:08 LogID: 13569

「…………」

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鷹宮 龍一
2025-12-25 18:18:02 LogID: 13568

「……シスターさん?
まって、目が見えないのに何処へ!」

立ち上がって追いかけようとして、倒れる

「う…………クソ、脚が……」

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:17:47 LogID: 13567

「……そんな」

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アルカンシエル
2025-12-25 18:17:29 LogID: 13563

「……」

間に合わなかったらしい。
どんな副作用があるのやら。
案外、そのまま。いつも通りの明るい声が聞けたりして。

……その方が、死んでいるより気持ち悪いか。

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葬儀屋さん
2025-12-25 18:17:16 LogID: 13562

「へぇ」

静かな騒がしさにふり返る。
モニターが変わったから。
昨日格好つけにはあれほど気をつけろと言った彼がまた。

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綾川 遥希
2025-12-25 18:16:52 LogID: 13561

「………やってしまったか。」

感情のままに。
………少し、遅かったようだね。

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"ノイン"
2025-12-25 18:16:26 LogID: 13559

「…………」

声。薬。何も言わず、目を伏せている。

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ロィナ・アルレット
2025-12-25 18:16:21 LogID: 13558

生前の彼と交わした“約束”を思い出す。
自分の方が先に逝くと思っていた。
それは叶うならば、果たしたくない約束だった。

『死んだら盛大に悲しんで欲しい』なんて。
そんなの。

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猫 でした
2025-12-25 18:16:10 LogID: 13556

「………………っ」
どうして

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綿積雫
2025-12-25 18:16:10 LogID: 13557

「……はぁっ…………はぁっ」

こきゅうがあらい。
くうきをうまくとりこめない。
あつい。

ぼくはいま、なにをした。

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スファレ
2025-12-25 18:16:04 LogID: 13554

ひとりで、ロビーから出て行った。
初めて見ただろうね。

もし顔を見たのなら、僅かに輝く閃亜鉱の瞳が見れたかも。おめでとう。

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ジェグ
2025-12-25 18:15:56 LogID: 13552

「……まあ、どんどん酷くなるよなァ」

さすがに眉をひそめるか。

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綾川 遥希
2025-12-25 18:15:37 LogID: 13549

「………」

慌ただしく、薬を投与する彼女をみて。
………

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:15:07 LogID: 13547

「あ……」

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:14:42 LogID: 13546

「あの……」

震える声で呟く。

「多分、おくすりは使わないほうがいいです。彼はきっと、それは望んでなかったから……」

しゃくりあげながらはっきりという。

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通信機
2025-12-25 18:14:39 LogID: 13540

(中庭から見える天気が少し変わった……)

綾川 遥希
2025-12-25 18:14:35 LogID: 13539

「………」

鷹宮くんの無事を確認して。………つまるところ彼らは、資材不足か、襲われて死んだらしい。

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綿積雫
2025-12-25 18:14:23 LogID: 13537

綿積雫はヒシミタチヤマに蘇生薬をおくった

綿積雫
2025-12-25 18:13:44 LogID: 13535

「……くそっ」

特段明るかった彼が逝ってしまった。
皆不安を抱えている。
やるなら今しかないはずだ。
これ以上不安を伝播させないためには、今すぐにでも誰かが身を切る他に無い。

誰かが……。
誰が?

「わかってんだよっ……そんな事っ」

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紫陽花(ハイドレンジア)
2025-12-25 18:12:48 LogID: 13530

「うぅ、うう……あああ!なんで、なんでぇ……どうして……っ、あなたのようなひとが……殺されるなんておかしっ……い……」

でも、こうなる気もしていた。何回も傷ついているのに、こっちの治療を断っていたから。心をどっかにおいてきたみたいに無理していたから。だから約束を果たす。あなたの隣で、泣いてあげる。でも、もっと労ってあげるべきなのに、まるで疑問しか浮かばない。悲しい。

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綾川 遥希
2025-12-25 18:12:28 LogID: 13529

「………私はまあ、大したことないんだ。本当に。」

刺されたところを押さえて、ひたすら止血を待っていた。

「………今日は、力になれそうにない」

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通信機
2025-12-25 18:11:50 LogID: 13521

また放送が流れ始めた……

通信機
2025-12-25 18:11:41 LogID: 13515

空間安定値に異常を検知』
『命綱』プロトコルを直ちに適用してください』

「落下」の可能性があります。担当者は速やかに実行してください』

ロィナ・アルレット
2025-12-25 18:11:28 LogID: 13514

食堂の方角。駆け付ける。
そして見た。見てしまった。

己を“マブ”と呼んでくれたその人の、
成れの果てを。

「………………バカ」

震える声、ひとつ。

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スファレ
2025-12-25 18:11:04 LogID: 13510

「終わり。死ぬしかない。ぼくは死ぬしかない。」

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猫 でした
2025-12-25 18:11:00 LogID: 13509

「しずくさん……っ、」
少し安堵の息を………………
どうして、すぐに安堵を?

「……猫は、無事……ですが
他の人は……」

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綿積雫
2025-12-25 18:10:56 LogID: 13508

「綾川っ……!」
「それに……彼まで……くそっ…!」

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綾川 遥希
2025-12-25 18:10:34 LogID: 13504

「無事………だけど、無事じゃないかな………。」

この女は、服へ赤いシミを作っている。

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葬儀屋さん
2025-12-25 18:10:08 LogID: 13501

つかつかと、廊下からまっすぐにモニターに向かって来ればその数字を見る。
死亡、と書かれたものより違和感のあるものを見つければ目を細めた。

追加の放送がないか、ただ聞く。

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