『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「コスプレ…、仮装の装いではございませんよ〜、
ほらほら聖典だってちゃんとありますし。
魔法でも見せられたらいいんですがね、本物だって分かりますから」
「祈りが届くかは知りませんけどね」
手に手を振り返してやりましょう。
でも、人間が不安になるより化け物の不安の方がちっさくないすか?とか。
思ったけど言わなかった。
「変な気を起こす人が最小で済むように
祈っておくしかないんですかね、やっぱ」
ゼロにはならないんだろうな、とも思う。
「……もうちょっと歩きますかねぇ。はぁ」
それでは、とひらひら手を振ってそのままどこかに。
「そりゃ、ゲームじゃないんですから」
ぱららら。手持ち無沙汰によるトランプのシャッフルの音。
「ゲームだったらよかったんですけどね」
「自己防衛だって体格や性別、種によって耐久値変わるじゃないですか。こんなに前提条件が違ったらやっぱ、何か、不公平すよね」
「ゲームになりません」
詰み。
>>6263
「ひとつ、初日に様子見すらしなかった」
「これはかなり分かりやすい。せっかちすぎる。
……休んだ時の資源がどれだけ増えるか、まずは確かめてから行動すべきだったよね?」
「資源を最大数増やす為には、まず65人全員がゆっくり休めば良い。
1番資源が多くなる瞬間はここじゃない?
そんで、この増えた資源を誰かが消費する前───つまり最初の停電の後に動くべきだと思うんだよな。
彼らはそれすら分からないってこと」
指をもう1本折り曲げた。
「まともな議論もできなくて、誰もが人狼になりえて、占いも霊能も狩人も居ない、吊りもない、できるのは自己防衛だけっていう人狼ゲームですね。
ゲームになってないですね。ゲームじゃないからしょうがないんですけど」
詰み。
>>6263
「…………」
「君が純粋なのは分かった」
どうやら男が期待していた返答とは違ったようだ。しかし大して落胆した様子も無い。貴方の姿が幼く、また毒気が無い為だ。
「俺なりの見方、だけどね」
そう前提を添えて、指を3本立てる。
「中には特定の相手を恨んでいたケースも見かけたから、それはひとまず除外するとして」
指を1本折り曲げた。
→
「人狼ゲームであればまだマシですよ、多分」
「陣は……どうなんでしょう。集まったとしても、どさくさに紛れて……ということもありますし」
「実際暗闇に前回なって思いましたが、
暗闇になると一瞬思考判断が鈍るので手を握ったとしても
咄嗟に暗くなった衝撃で手を離してしまいそうですし」
「序盤の案はポンコツであればあるほど良いって誰かが言ってました。
陣は...参加者にもケガ人が居たしどうなるんだろう?」
>>6240
「いや、僕はまだ目指してるだけなので……」
「ううん、流石にこんな、一瞬の停電で証拠も残さず襲うなんてことは、推理したくても難しいですね。
推理するなら、人狼ゲームみたいな方法になるのかもしれませんけど、参加者も被害者も犯人も多すぎて……。
強いて言うなら、初日に動いた人の動機としては、特定個人を恨んでいる、または疎んでいるとか資源減少前から足りなくなると読んでいたとかでしょうか……」
「う〜ん...全員で手でも繋いだら犯人がわかったりしないかな...大混乱になっちゃ意味ないか」
安全確保はやっぱり難しいらしい。
「化け物って言っちゃあ可哀想だろ」
喉を鳴らして笑う。何故か余裕だけはある……ように見える。
「その化け物は殆どがここにいる人達と同じ、二本足なんだから」