『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「おかえりなさいませ。生憎当店の資源は切らしております」
カーテシー、一礼。みればわかること。
「探偵に刑事に医者に、やっぱ色んなのが居る訳だねぇ」
悪魔のもなんともまぁ……出て来てくれるといい、ね?
「俺は警察だよ。コッカコームイン。あと1日か2日すれば俺の仕事仲間が異変に気づいて捜索してくれるだろ。こんだけ誘拐された奴がいるんだったら時期に救助が来そうだな」
「残念。俺はただのヤニカスで〜す」
見た目だけならだいぶそれっぽいけどね。
「しかし日本人が多そうだから秩序は保たれるかな?と思ってたんだけどね。無理っぽそうだな」
「わたくし、眠りこけていて、何も事情を把握できていないんです。プールに一度赴いて廊下に移動したら物騒な言葉が聞こえてきたため、知り合いの多そうなこちらへと戻ってきました」
「怖かったです……」
しょも……
「ま、『自分が犯人です!』なんて手の上げ方はだーれもしないのはそりゃそうさ。
だから~オレは犯人以外も呼んで紛れ込みやすくしてあげようとも!」
「あんたも探偵かなんかか?じゃあ伝えとくか。俺も人をパンチした側だぜ。こっから資源を持って行って返してないノーパーティーんちゅがいたから、ケジメしておいた。」
「あら。なんか急に背後から殴られたんだけど……」
「結構みんな襲われてる感じ?」
資源がスッカスカなのでダメ元で来たものの、どうやら無さそうだ。
「……さぁて」
「他ンとこがどうなってるかは後で教えてもらうとしよっかな」
「実際、何処もかしこも少なからず騒がしくなってるだろしね」
いってらっしゃいませ、と見送った後。また適当な場にて、のんびりと。
「皆も騒動に気を付けて」
「ああ、そうだ。え~……」
入口の扉へ向かい、廊下方面にも向けて、声をあげる。
「オレを襲った推定人間クンでも、そうでない推定人間クンでも、
連絡をくれたら、嬉しいぜ~~~~!大丈夫!名乗り出ても復讐なんてしないさ!
部屋の鍵は~~~~、『悪魔の数字』~~~~!」
「これでよ~し。」
「お疲れ様です。……襲撃沙汰があったからか、皆慌ただしいですね」
自身も襲撃を受けた側であるのだが、比較的に落ち着き払っている。
>>3993
手を伸ばせば驚いたような顔をしつつも、避けたりはせず。
「わわわっ! お姉ちゃんっ、くすぐったい」
あわあわしながら撫でられている。
「皆様良い気晴らしを。いってらっしゃいませ」
カーテシーにて見送れば、改めてひとつ身を伸ばす。
はてさて。負傷者の中には襲撃者も混じってる可能性すらあるものだ。
いや、少なくとも明日からは確実に混じり始めるだろう。どうしたものかな、さてさて。
「いってらっしゃいませ。良い時間となりますように」
「そうそう!人間クンにしかないものを、オレは好んでいるってワケ……
オレはどうしよっかなあ~痛む体で各地の人間クンを見るか、ここでパるか、悩むねえ」