『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「お、そんじゃそうしちゃおっか」
にしし。なんともまぁにこやかな笑み。
片割れの彼女の頭をわしゃくって。
「それでは皆様、本日是より数時間後」
「"食堂"にてパーティを開催させて頂きます」
「どうぞ、奮ってご参加くださいませ」
「さ、これからどうしよっか」
「DREAMは助けるつもりがなかったんじゃなく、どうしようもなく助けられなかったみたいだからさ。」
「何かやりたいことがあるなら、手伝うよ」
>>16582 花屋
「ばれた……」
聞き逃してくれなかった……。
お互い近寄る形になったかも。
「……。ちょっと壊れちゃった」
「ケガとかはね、してないよ」
「ダメになっちゃっただけで……」
レイラは資源を R1 持ち出した
「……笑」
放送を聞いたところで笑顔のまま。
いっそう雨に触ってみたくなっちゃったなあ。
「トーノ選手よっす笑」
「今度みんなでパーティーしよって話してんの笑」
「……そうですね」
「資源が残ってるとき、って言うなら……もう今日やっちゃっても、いいんじゃないですか?」
なんて、貴女を見上げて言う。
「春さん」
「ちょっとだけ、一緒にいていい?」
移動したいなら、止めないんだけど。
もうあまり、隠す意味もないだろうから。
花屋さんにそっと寄り添った。背中をさすろうとする。
何の気休めにもならないけれど。
>>16447 marry
「……花歳さん」
「何かありましたか」
通信機を聞き流しながら。
あなたに近づいて尋ねる。
さっき、声が聞こえたので。
『次の[快晴]は計測不能です。』
『ただの、強がりだよ』
でも、みっともない姿、晒したくないだけって。
出来れば、笑顔の姿、見せていたいだけって。
そう言ったら、笑われるかな。
それはそれで、いいように思えたな。
「………じゃあ、ずっと」
「1年前の放送だったんだな。」
「空は晴れない、と。」
いよいよ以て。
希望は潰えたって感じになったか。
どうすっかな、あぁ、そうだな。
耳障りな高音が、不明などこかで大きく鳴った
「時刻や日時はそうだなぁ……」
ん~……。わざとらしく考える様子。
「スベリ、いつがいいと思う?」
資源が残ってる時にやれる方がいいよね、って。
目の前にまじまじと見せられる自体を前にしても、普段通り。
なんせ、予想の範疇だったわけだし。
『そうしよう』
『とびっきり、すてきな、パーティーにしよう』
大丈夫。覚悟は決めていた。
人を殺さなきゃ、生きていけないかもしれなくって。
人を殺さなきゃ、死んじゃうかもしれなくって。
それでも、人を傷つけたくないって。
そう思った、あの日から。
大丈夫。どうせ何もかも取り返しって、つかなかった。
『空間に異常があります』
『雨が降っています』
『次の[快晴]は計測不能です。』
『空間に異常があります。』
『不具合が計測不能件あります。』
『緊急プロトコルを起動できません。』
『外部通信ができません。アクセスポイントが存在しません』
『空間に異常があります』
『生産プロセスに異常を検知』
『こちらは自動放送です。DREAMより皆様へ』