『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「ふ~ん……まぁ、生きて楽しめる内にってのはそーかもね」
「…んじゃ、明日も楽しむ為に休むとしますか。
もっと早く出れるとか良いニュースもありますよーに」
期待はしてないけど。
ゆるくぼやき、メイドも個室へと向かって行ったことだろう。
「また会いましょう」
見送り。
「まぁ…堂問題やら楽しいムードで流れてましたが僕ら拉致られたようなものですし、
慣れない場で疲れが出る人も多い筈。
休息は取れるうちに取ったほうがいいね」
「そりゃあするさ。誰が言ったか生とは耽溺で死は禁欲。
なら生きてる間はぞ~んぶんに愉しくならなきゃってもんさ……。」
「そお?人間クンはパらないのが希望かぁ~~~~……」
「あ、じゃあ」「俺も……そろそろ、寝に行きますね」
「次会った際にはお名前とか、聞きたいです」「それでは」
ぺこぺこ。居る人々に頭を下げては個室の方へと去っていった。
「おやおや個室に行くのかい、人間クン達よ……
オレも見てきたが、窓もないせまぁ~い場所でね。
気を付けなよぉ……誰の目も届かない場所で、酸欠とか起こしちゃあいけないからなあ……」
「ああ、そろそろいい時間なのを忘れていましたね
早寝というには少し遅いですが…僕も寝ます」
「ひとまず…今夜は個室も見てみましょうか
夜更かしはほどほどに。
では、おやすみなさい」
そう言うと、個室のある廊下へ歩いていったか。
「ま、何はともあれ資源なり心が寂しくなりましたら
いつでも私にご相談くださいませ。
しがない神父ですが相談には乗れましょう」
「私はそろそろどこかで仮眠をとるとしましょう」
食事なんて出来たか?と思った。その差20秒である。
お菓子はあったはずだ。昨日買っておいたレトルトカレー食べたかったなと感じた。
「人の行動には必ず責任というものが生まれますからね。
それによって起きえる行動に対し
人を信じる信じないのも人それぞれです」
「ましてや嗜好品を手に入れたいとなれば尚更でございましょう」