『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「おかえりなさいませー」
カーテシー、カーテシー。
「棚バトルは棚マスター1人から棚バトラー達が鎬を削るもの…」
「棚バトル・カジュアルはあくまでカジュアル戦。
きっとオーラ量が全てを決めるのだろう……」
※辞典にはのっていません。
新しく来た人に丁寧な一礼をする。
『気をつける』
手を挟んだら痛いですからね。
こくこく頷いた。
『勝敗は……』
『ガッてなったら負けかも』
さっき負けたかもです。己に。
ショットガンパカパカは……こう!
パカカカカカッ ガッ
高速パカパカをしている途中で高速パカパカの途中で
ガッッッとなった。
「棚が神って……??」
ショットガンパカパカってなんだ、ショットガンシャッフルの親戚?
それはそうとパカパカする。パカパカパカ……
「ショットガンパカパカはノブを痛めるぜ…!」
ノリではなしています。
「子どもが乗っても大丈夫だったわけだし、問題なさそだよねぇ」
どーもどーも。神棚になったんだな、おまえ…
『次回のバトルに備えての修練かも……』
カジュアルレギュレーションかもしれません。
『ちょっとガッてしちゃったけど』
『全然大丈夫そう』
頑丈です、この棚。
「やあ、どうも」
会釈。
「棚を……パカパカしていましたね」
「丈夫な棚でよかったですね」
扉がポロっと、とかはしなさそうでしたね。
カツ、コツ、カツ。ヒールの音。
「おつかれさまでーす、と」
カーテシーでご挨拶。
「やっぱ夜も明ければ繁盛してんねぇ」
ふたりのメイドのご出勤だ。