『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「え笑 本職のシェフ?笑」
「色々揃ってたら何か作ってもらえたのに残念すぎる!笑」
「ホントいつになったらガス代払ってくれんだろね笑」
カラカラと明るい調子で笑う。
「自分を大事にするの大事だから!笑」
「めっちゃえらいと思う笑」
「自分を見失うってつまんないからね笑」
それが善であれ悪であれ、
「人ってやりたいことやってるトキが一番輝いてんだから!笑」
食堂に入ってきた人物へ振り返り告げる
「おっと、見られてしまったね」
恥ずかしそうに調理器具を片付けながら、背を向けながら告げる
「こうでもしないと自分が何者か忘れてしまいそうなんだよ、ガスも電気も材料もないからね」
「入ったままになってんのめずらしー笑」
初めてここから資源取った気がする。
善良な人か、生きるのを諦めた人か。
そんな人が入れてったんだろうな。
電気やガスはないもの、辺りにある調理器具の類を持ち上げ、観察する。昔の自分を思い出すように
「料理を誰かに提供することも、もともとは味を研究する間の暇潰しだったのだけどね...」
独り言のように呟き、鍋を2,3度振るってみる
「まったく、今じゃ立派な料理人か、あの男が見ていたらとんだ笑い話にされそうだよ」
ひざしは資源を R20 持ち出した
>>14992
急いでこぼれた人間の部分を隠して、落ち着こうと息を吸って吐く。
わたしの兄は、探してくれているだろうか。求めてくれているだろうか。分からないから、目を逸らした。
時間が立って、猫はようやく鳴いた。
「にゃあ」
と、少し弱りの混じる声で。
浅い息、萎んでなくなりそうな。
シュエ=リンは資源を R20 棚に返却した
>>14981
「ああ...」
この啜り泣く音は確実に猫ではなく、人のものであり、感情を感じられる。
何か事情はあるのだろう、しかしそれを解決できる力もなければ、察せるほど洞察力が良いわけでもない
「...」
その「人物」から見えないように台所の裏へ移動する。
泣けるならばそれでよいのだ、ため込むよりは吐き出した方が良いことくらいは料理人でも分かる。
必死に隠していた裏の顔ならば、せめて見ないでやるのが精一杯だろう
>>14981
人間であれど、言葉も書くのも拙い身だ。だから、せめてそうでないものとして扱われて欲しいと望んだし、そう扱われて来たのだ。
今更、前のことを思い出してしまったんだ。
唯一、認めてくれた兄の事を。
啜り泣く声が聞こえる。
>>14963
こんな時に思い出してしまった。
ねことひとの境界線。
いつもは、個室で済ませていたのだけれど。ご飯もそうだ。
落ち着いた時は、日記も書いていた。
「ああ」
人間らしい声ひとつ。浅い息、僅かに視界端に写った、自分の落とした日記。
…これは紛れもなく、自分が書いたもので。故に、揺らいでいた境界がはっきりと隔てられ、私はその方へ境界手を伸ばした。
「…」
>>14958
「...?」
視線を上げ、その「猫」の行動に少しの困惑を表す
「もしかして、あまり好きなおもちゃではなかったのでは...いや、しかしさっきは楽しく...」
>>14947
「にゃ」
毛糸を叩いて取ろうとする。
猫らしいといえば、猫らしい。
猫となんら変わりない、その不格好で大きな猫は毛糸であそんでいた。
けれど、それも長くは続かない。
不意に、腕が止まる。
marryは資源を R50 持ち出した
「………………」
食料を交換しに訪れて。
棚の中に気づいた。
「………………」
誰かがまた置いてくれたのかな。
深く感謝の一礼をして、そっといただこう。
人の善意に生かされているなぁ……。
>>14940
「...」
残った微かな資源から、この大きな「猫」でも遊べるような毛糸を取り出す
「まあ、君もここじゃ退屈だろうからね」
ひょいっと床に転がし、その様子を観察する
シュエ=リン は 娯楽品 を得た。
>>14935
「にゃあ?」
よく分かっていない。
外面が不格好でも、内面が人間だろうと、意識はなんら変わりないのだから。
そう、わたしはねこなのだから。
>>14898
「おや、君はいつぞやの...」
丸まる猫と少し距離を取り、腰を下ろす
「最後まで貫き通す、その姿勢を見てると私も勇気が貰えるような気がするよ」
資源が足りない。そういった人が増えてきた。
少しでも足しになるよう願いながら。
違う。ただ、端数が気になるから。
戸を閉める。
リメナントは資源を R50 棚に返却した
どれだけ経ったのか分からない。数えることができないし、ずうっと眠っていたものだから。退屈も、ただただ眠ることで少しは紛らわせたな。
静まった部屋。やっぱり心地いい。
一通りそこらを歩いてみた。何やら騒がしそうだったから、少し落ち着いたここに行き着いた訳だ。資源はもちろんないだろうけどちらりとみて、その辺にごろんと寝転んでは丸まる。
もう少しの辛抱か。
「どうせ死は禁欲そのもの、
それまでに多少制したって変わりないさあ。」
「眠るように逝けたらいいだろうにねえ~。
神はそんな風には人間クンらを作らなかった。」
「寝るといい、オヤスミ人間クン……
よ~く寝るといい…… よ~くね……」
「餓死。餓死か。
腹減るのは……嫌いなんだよな」
「でも、ムカつくけど慣れた感覚だ。
どーせ資源もあと少しだし、やれねえこたねえか」
「痛えのは、もっとヤだしなァ……」
「…………ふあ、」眠気。あくび。
少し目を閉じる。