『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
まァぱっと見でわかるようなもんじゃないわな。
うーん、と悩んで。
「…まァ~、誰かがそれで困らないならいいケド」
「内容次第だなァ~、二つ返事ってわけにはいかないだろォ~」
礼もないなら余計にな。まずはそっちの話を聞かないとってコト。
その辺り誰が字をかけるだとか、そもそも誰が識字できるかすらも知らない……。
「……そんなところだ。
書いてもらいたいものがある。頼めるか?
見ての通り素寒貧だから礼は何も出せないがね。」
「"墨"ももう用意してある。」
「友達できるといいなァ~」
男友達が出来るなら他も出来るだろ。
何事も諦めなきゃなんとかなるもんである。何事も。
「おァ~?俺?珍しいなァ~?どしたァ?」
「…………まあ気をつけてという他ないな。」
「実際群れることも効果はある。弱いのなら特に。」
「……それはいいや。」
「今は夢見がちなオッサンに用がある。」
「ひどい」
「何年もいませんよ」
可哀想な存在であることには違いない。
真に受けたりもしないので、すこしムッとするだけ。
「今日は……」
「……なすべきことを、するだけですね」
警戒するかどうか、もう語ることもない。
なるようになるはずだ。
「お前女の友達いねェの?」
可哀想なものを見る目をしている……
「普通に起きてろそもそも。」
「なんにせよもうそろそろ次の停電な気がするなァ~。こえェ~」
「友達って言われて思い浮かぶのが、こう」
「どっちもクセのある男の子だから」
流石に一緒の部屋で寝ることはできないな。
二重の意味で手を出さない信用はしてるけど、それ以外が。
「強くなる方向で行きます、今日は」
昼夜の概念はないかも……
でも前回の停電からもう結構経ってる感じはあるしな……
「お前がめっちゃ強かったらそれでもいいけど……」
「友達とかと一緒の部屋で寝るとかさァ」
生活終わってるから寝るのを見守ってもらうことになるかもしれないな……
なんかちらほら相部屋してるやつみたいな話は聞く気はする。意外と殺されてないらしいな。
「停電の時寝ててもいいように……」
「罠でも作って置こうかな……
無策で部屋に入ると、転ぶぐらいの……」
生活が臨終しているガキです。
>>13052
「おやおや、それは大変ですねぇ」
「優しいお方があなたの傍にはいる様で何よりで」
にこ、と優しく笑って。
続く言葉には頷き。
「――ええ、ありがとうございます。
では、少々手伝って頂けますか?
なにせ、私一人ではできぬことがございまして……」
そう、いって。
あなたと共にそちらへと参ろうか。
「ありがとうございます…
最近は資源が足りなくなっちゃって
逆に治療される側ですけどね…」
「ああ、はい!
僕の個室を仮設医務室としていますので
ご用がありましたらぜひ…!」
>>13041
「――ふふ、でもお医者様は良い人だという事は分かっていますよ」
「前も他の方を手当してくださったとお聞きしますし」
「……ところで、お医者様。
常駐してるお部屋などはございますか?
少し人目に付きにくい、医務室などがあれば、よいのですが」