『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「そう。だってなんか資源もまともに生み出せないくらい問題だらけなんだろォ?」
「薬が完ぺきにできてるって保証はねぇわな」
「俺が第一の薄情者になってやろうかな……」
結構全力でお前のこと殴れるよ俺
「藍くんが亡くなったら」
「殴ると思う」
その時は、傷がどうとか別にないから。
蘇生薬については。やっぱり、あまり考えたくない。
「……」
「私、警戒なんてしてなかったこと」
「バレちゃうな」
スイッチを押して。モニターに表示されていたのはバイタルサイン。
ずっと休息をしていたゆえの、余裕のある体力。
体力ばかりあっても、仕方がないというのに。
「蘇生ってェとちょっと気になってんだよな」
「生き返ったやつがさっき死んだだろ」
「あれめっちゃ恨み買って殺されてたんか、それともォ」
「薬切れとかなんかなァ。そうだったら最悪だよなァ」
話を聞く限り資源か体力かがモニターで見えるっぽいな。
じゃあまぁ、今のままでいい。
「若さに全幅の信頼を置きすぎだろお前。ご自慢の顔も傷だらけでなァ」
本当に、ちょっと出ては、
直ぐに食堂に戻ってくる。
「……生き返らせるための薬」
「安くなったって、ロビーにいた人が言っていました」
それが、朗報なのかどうなのか。
それ以外の憂鬱を晴らすには到底足りない。
「……」
考えるべきことが、多すぎる。
「……いや、最早どうでもいいな」
「どうせ私は明日には死ぬ。
【医者】 もな。」
「奴が入れ替わってどんな反応をするのか…
この目で見れないのが残念だ」