『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
あら。資源無いって言ったのバレちゃうかもしれません。
まあいっか。みんなそんなもんでしょう。気にしません。
「ふ、俺は焼肉が降ってきても全然問題ないすよ。おじさんはダサいっすね」
「……木枯先生」
「今、モニターで、多分、出てる」
「資材とバイタルの、どちらかが」
消え入りそうな声で、うつむいて呟く。
視線の先は、ロビーだ。
労りなどには手を上げて受け取って。
「はァ~ん?何が起こるんだか。」
「てかそのスイッチなに?」
見慣れないものを持ったやつもいます。
「……」「……」
唐突にスイッチを押した。
まだ難しい顔をしている、けれど、
これはちょっと、興味本位な気楽なもの。
「……たぶん」
「30分に……何か起きるとおもいます」
良いことだといいんだけどな。
おかえりなさいと一礼をした。
労わりも込めて。
「………………」
スケッチブックを開いて、黒のクレヨンを手に取る。
『混乱しているみたい?』
④子 は スイッチ を得た。
「……。」
「ここも、やっぱり……」
どうやら、取り返そうとした資源は根こそぎ盗られたらしい。
用が無くなったら、この場を立ち去るか
「おっ、賢いことしてんね~~~ いいじゃ~~~ん。
んじゃまあ前の治療品そのまま返すのもアレってワケだなあ。」
「襲撃者クンからの愛され具合次第かな~~~~」
『このプロトコルは8分後、■■時30分に行われます』