『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「言うこと聞かねェガキどもがァ~~~~~~~~~~」
おじさんこまっちゃう。最近の子達って反抗期だワ……
無言の抗議はスルーとした。
「ほらそろそろ気引き締めろ~、俺もしっかり警戒するぞォ」
>>9877
「…………」
彼は、蘇生について興味がない。
「脅す気か?
…まあいい。気が向いたら返してやろう」
もう一人の自分なら きっと返すだろうなと。
>>9853
「どうもありがとう。ちょっとだけ安心かも」
あなたの横に座り込んだ。
暗闇になれば関係無く襲われるのだから意味がない。
それでも少女の心には意味のある事だった。
全くなってない手付きでナイフを構え
微かに震えながら、時間を待つ。
>>9859
「……あれぇ?」
何か反応が思ってたのと、違う!
「私は夜草織ですけど……」
「それより、貴方死んでたんですよね……?」
不安になってきた。
「やりたくないことをやるのは」
「大人でもメイドでもなく、ヒトの原理だと思いますよ」
だから、捨ててしまえばむしろ負担になる人も、理解ができる。
自分は幸いそうではなかった。だから、甘えてしまうだけ。
「……これからも分担していきましょう、できるだけ」
「やらなくちゃいけないことを、一人でやる道理もないですから」
「木枯の方こそ、腰は労わるように~」
今日も出ないのが一番だけれど。大抵そういった希望は儚いものなのだから。
「ともあれ」「皆様、己がどうするかの選択はお忘れなりませんように」
選択。それだけはこんな状況下において唯一許されたものなのだしな。
「…その言葉は、木枯本人にも帰って来そうなものだけどね」
>>9852
「でも、今回入れて盗ったのは貴方です。」
「違う人が取ったなら、私はその人に同じ様にしましたけど……」
深夜であろうと、眠れなかった女は見ていたから。
「……全く足りなかったとしても、蘇生薬を目指す為の募金です。
それを、勝手に……」
貴方を睨んでいる。
「もうすぐ停電ですが……
停電明け、返してくれませんか?」
「!!!!」
牛乳に飲用可能なものを一滴だけ入れてもそれは牛乳でしょう!
という沈黙の抗議が行われたかもしれない。ワードに反応して。
「あ~!嫌なんだよなァ~!その言葉!」
メイドの言ったその言葉。
誰かがやらなきゃってやつな。
「やりたくないなら誰がやらなくたってやんなくていいだろォ、普通」
「責任感なんか持ってても生きる足しにならねぇぞォ~」
「ファンタジーミステリなんてジャンルもニッチだろうしね」
世のそういった作品の作家さんには謝罪するべきかもしれない。
ともあれ理論には納得、しつつ。
「私の方はあしからず。誰かがやらなきゃならないもんでしょ」
そういった仕事であるなら、それを果たすだけのことだし。
「ほしかったら参加するんだぞ、争奪戦」
「争奪戦、なんて運動会みたいな名前がつけられるうちにやるべきだろォ」
ほんとに余裕がなくなったら、もうそんなこと言っちゃいられない。
だからなァ、出来ればまだおちゃらけていられるうちに。
人のために共有資源に手を出すのをためらうような優しい奴らにチャンスが有ってほしいもんだわな。
「いいんだよ……欲望に素直になって……
僕が取らなくても、どうせ誰かが取るんだ!
なら僕が有効活用したっていいじゃないか、不公平だ~!」
イェイ。ピスピス。
返してもらえて嬉しそうだ。
争いには違いないが、どうせなら明るく楽しくしていたいもの。空元気だとしても。
「そう、メイドさんへも改めて」
「昨日は本当に、お疲れ様でした」
遠目から小さく頭を下げる。
自分なんかカーテンを運んだだけだ。少し心苦しい。
「牛乳に一滴のコーヒーは……」
「私、まだ牛乳として飲めそうだな」
ワインに泥水ではないしな。
>>9776
「オワ… はっ、はい! 大丈夫です!
あわっ 私の名前 認知されてたんですねっ!えへへ
えっとえっと… おねーさん…のお名前、何ですか?!」
背中の羽根をぱたぱたと動かしつつ
あまり状況がわかってない様子かも
ようこそ、ここは陣を組む食堂、陣堂。
停電前は陣を組む、そんな謎のしきたりがある(ない)
「そう、ファンタジー要素が一個でも入ったらそれはもうファンタジーなんだよナ」
「牛乳に一滴でも珈琲はいったらもう牛乳とは呼べねぇのと同じだわな」
だからまぁ、ここでのことを小説にするとして。
きっとそのまま書けやしないだろな。
「てかメイドはなんか昨日運んだりした後掃除までしてたんだろ?おつかれだな。」
又聞きの話。労ってやろう。大人がな。
>>9829
「……」
「別に私以上の額を取る奴も居ただろうに」
しかも取ったのは深夜。
「普通のってなんだ。あの治療バカなら
包帯やら消毒やら医薬品やらにしか
使わんだろ」
「……」
資源が入るであろう、棚の所を見る。
「……争奪戦ばかりに意識が向かないようにしてくださいね」
「争うということは、大抵余裕がないということなので……
よっぽどでないと襲われないとは思いますが」
「おかえりなさいませ、と」
カーテシー、カーテシー。
「ただいま"堂"では陣に資源争奪戦と二種のイベントが開催されております。
皆様ご自由にお過ごしくださいませ」