『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「また悪魔が笑っちゃったかあ…………」
「葬式か、いいね、弔いもまた人間クンらしい!
やっていいんじゃないかな~?遺体自体は別の場所だろうけれどさ」
「ほーっ……」
繭の子がやらないような様子にホッとした。
ホッとしすぎて口からも出ている。
「…あぅ、……お葬式…」
空気の気温が戻るようだった。
身を丸くしながら。繭のあなたに、どうしますか、お葬式、みていきますかと。
みないなら一緒に個室へとそろそろ戻りましょうかと。
尋ねることだった。
「……おや、まあ……すっかり皆様にはお話を通していたのだとばかり……」
なんだかそういうわけでもなかったのかな、
と少し困った顔をしていた。
話を聞いた手前、無視するのもなと足を運んだだけだったが、
ちょっとだけ……これは居心地が悪いかも。
「俺がその辺の諸々を止める理由は無えから良いぜ〜
あくまで俺は勝手にやってきてちゃらけてるだけだしな!」
「ま、どう接するかは良きように、だしな〜」
なんて言ってしっかり背筋を伸ばそうか
「葬式…
あー、僕の知らないうちに救えなかった命が…」
「申し訳ないのですが、
あまりそういうのは得意ではなくて…」
「すみません 亡くなられた方に失礼だとは思いますが
時間もそろそろですし 僕はここで失礼します…」
止められなければ、ここを去って個室で休むのだろう。
「あぁそっかお葬式……」
「棚バトルは悪魔さんの勝ち?」
勝ち負けの基準ってそもそもあるのか。
とりあえず真面目モードになりましょう。
「棚バトル堂の皆様が楽しそうでなによりなのですが、僭越ながら」
「──死者葬儀堂を、ここで30分ほど執り行わせていただきませんか……!?」
真剣な表情で棚バトルの皆に訊くだろう。
「もちろん辛気臭くするより私めのこの賑やかさに応じた弔辞を送ります。死者にも明るく接せねばなりません……
なのでどうか!どうか!この場をお借りする理由があるのです!
「おっと!別の流れになるってワケかい。何々、盛大な弔い?」
「この隙を見て資源を引き出せないだろうか。何人かはそう考えていた……」
「繭しゃま?!?」
舌噛んだ。舌噛んでる。
「あぅぅ…おすすめはしましぇんけど…」
「場の流れに乗って遊ぶというのは楽しいことではありますよぉ…」
多分。
>>8631
「あぅ?」
寄ってきた影を見れば首を傾げるものの。
怯えながらも耳を傾けるか。
話に応じる気はあるらしい
悪魔オモロスは資源を R25 棚に返却した