『バンケット』
大宴会場。電気はないが明るい。
円形のテーブルが多くあるが椅子はない。立ち席。
奥には大きな舞台がある。
幕は朽ちて落ち、雨の舞台が公演されている
『記録[
「おれも、あんまり好きな季節はないな……」
「季節に好きとか嫌いとか、抱いたことなかった」
逆に聞いてみたいな。季節の好きなところ。
あんまり咲いてる花にも興味なかったんだろう、これは。
「藍くんが冬っぽいのわかるな、なんとなく」
「……なんか…、…温度感?が?」
曖昧。
>>2333
「うん、ある意味とても分かり易いからそれで良いと思う。」
元々鍵に頼りっぱなしのつもりも無いし、簡易の鍵ならそれで充分だろうと思い頷く。
「……ブランシュちゃんですね。ブランシュって何語だっけ?」
化け物なんでちょっと、こう、一拍があった。
無害そうに見えても人間じゃないものってやっぱ、怖いですから。
分からないものって怖いし。
さておき、そっちにもお休みと手を振ってやる。
「ヨンコ、アイ、トバリね。
わたしはブランシュ、一週間よろしくね」
ひらひらと手を振って、立ち上がる。鍵を決め終わったらそのまま向かえるように。
「冬っぽいですか。玲衣くんも梅雨っぽいのは……そっすね……。何か梅雨ってか初夏っぽい感じがします」
「季節は……別にどこも好きじゃないな……」
全部等しく煩わしい気がしますね。
>>2311
「うんうん。あとは……部屋の鍵かな?」
たしか自分で決めるタイプだったはずだから、今ここで決めてしまおう。
どうせ二人で共有しても誰かに聞かれてしまうし、それなら見ず知らずの人の前よりある程度会話が弾んだ人たちの前の方が安心できる。
「んーと……わたしたち白いし『しろくみ』でもいい?」
この少女、ネーミングセンスはないかもしれない。
「はい、お休みなさい。お気をつけて」
眠るホワイトロリータ達にひらひら。
ロビーの端末見れば名前って一発なのは、そう。
見に行くのがね、ちょっと面倒です。
「梅雨生まれっぽいって、よく言われます」
「藍くんは、もう少し冬っぽいかも」
そういうのって結局、占いみたいなものだしな。
「玲依くん。君も、よろしくね」
「四季はわりといつでも好きだったりします」
「おやすみなさい、ヨンコさん、藍さん、玲依さん。」
自分の自己紹介は次の機会に回して貰おう、ロビーの端末から名前を知っても全然良いけど。
「あ……おれは、玲依。帳 玲依」
「生まれは……ドンピシャの6月」
梅雨生まれはこっちだったみたいだ。
傘持ってる子は皆仲間のように感じちゃうけど、案外そんなことはないんだろうな。
男子ペアはそのまま男子ペア(?)だけど、続く傘の人…ヨンコさんの方は一旦名前を記憶する、あだ名は…思いつくかな?分からない。
ブランシュさんも眠そうなので3人に片手を控えめに振りつつ、個室の方にいつでも行けるように立ち上がる。
「四子ちゃん。俺は藍って言います」
何かホワイトロリータ達も知ってて良いです。
う、……は黙っておきました。
「春生まれは何か意外っすね。梅雨っぽそう」
でもここってずっと雨みたいだし、全員梅雨っぽそうと言えばそうかもしれない。
男の感覚はかなりガバガバだった。適当とも言う。
「俺は秋です。11月」
「白い子たちも、気を付けて」
おやすみなさい、とも。
こんな場所だ、きっと明日もまた顔を合わせることになるだろうし。
ゆるく、手を振るくらいはしただろうな。
>>2307
「そう…?分かった…じゃあそうするね…。」
そうした方が良いならそうしようと、言われるままに頷く。
あまりここで話し込んでしまってもブランシュさんが休むタイミングを逃しそうなので移動する時にそのまま着いていこう。
「う」
………………………………
「……そうでしょう。
何かと4に縁がある人生です。5月生まれだけど」
ゆるゆると笑っている。真偽が定かではない。
>>2293
「そ、そんな軍人みたいなことしなくても……。
アマネも色々あって疲れてるでしょ? 一緒に寝よう?」
そこまでされたらこちらとしても心苦しくて寝づらいし、安全でないことは確かだがせめて今夜は落ち着いて休もうと提案した。
「私も、眼鏡も傘もあるのに、スマホだけ置いてきちゃった」
「なるべく持ち出すものって、
多いとなくしそうで……心配なんですよね」
結果ちょっと困った事態になってるけども。
まあ、連絡には使えないようだし、それなら少し不便なぐらいだ。
男子ペア……………………。
「はい、そちらも気をつけてくださいね」
「警戒するに越したことはないですが、どの道女の子だし、何があるかはさっぱりですから」
「……そっちの傘の子も、ね」
もういちど緩く手を振った。
「私は……ヨンコって呼んでください。
四の子。だからヨンコ」
「あだ名が思いつけば、それでもいいですよ」
白い女子ズの助け合いを見つめている。
女の子ってああいうの自然で良いですよね。
「あースマホ……スマホ……無いっすね」
鞄を漁ったけど無かった。
つか鞄の中身がスカスカに近しい。
「こんな事なら肌身離さず携帯しておけば良かったっす」
「男子ペアと……傘の人も気を付けてね。」
数少ない人間の知り合いだから、ここを離れる前に声を振り絞って心配の言葉を掛ける。
何も無いのが一番だけど、今の状態がもう普通じゃないのも確かだから楽観はきっとしちゃいけない。
ついでに今度顔を合わせたらちゃんと自己紹介もしよう、何となくだけどこの人達は信用しても大丈夫な気がする。
「昼夜逆転ぐらいは全然しちゃうんですけどね。
……ここは明るいから、今何時ぐらいか分からないな」
携帯の電池ある人を頼れば分かるかな、多分。
時計も全くないわけないだろうし、これは追々。
「できることはないかもしれないけど、
困ったことがあったら頼ってくださいね」
「ご飯ぐらいなら分けられるかも」