『中庭』

雨の降る中庭。
石造りの噴水と、石のレンガによる舗装がなされた中庭。
緑はなく、殺風景。手前の方だけ庇がある。
空は一段と暗く、雨も降り続け止む気配は無い。

扉があいている

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『記録[雨の部屋]168:00:00を再生しています……』

マクベス
2025-12-28 14:29:11 LogID: 19864

この施設のように、雨音と微妙なメロディーが溶けるように混ざり合う。

数分間吹き続けたあと、一つ溜息を吐く。
演奏が終わったみたいだ。

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スズメ
2025-12-28 14:28:13 LogID: 19863

「…ありがとう」

満足したのか、貴方に声をかける。

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スズメ
2025-12-28 14:24:29 LogID: 19861

ただ、その音を聴く。

似たようなものを、聞いた事があったような。否、無いのかもしれない。
正直、知っているか知らないかはどうだってよかった。
彼、ないし彼女にとっては、全てが初めてなのだから。

ぎこちない音を、それでも綺麗だと思い、聴く。

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マクベス
2025-12-28 14:21:43 LogID: 19859

「勿論だ。この楽器は慣れてないがな。」
ついさっき知ったばかりなので、手探りで吹いているみたいだ。
ぎこちない音程、段差で躓いた感じになるリズム。
彼の国に広く知られている民謡蛍の光
弾いている曲はわからないかもしれない。

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スズメ
2025-12-28 14:17:10 LogID: 19856

「…あぁ、なるほどな。」

それを見て、納得する。

「…なあ、良ければ、一曲だけ聞かせてくれないか?」

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マクベス
2025-12-28 14:09:54 LogID: 19852

「……おれはただ、嗜好品や娯楽品で遊ぼうとしにここへ来ただけだ。」
よく見れば両手にハーモニカやライター、煙草を持っていると認識できるかもしれない。

「どこも崩壊寸前、それに哀しい雰囲気を漂わせていたからな。此処しか無かったって訳だ。」

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スズメ
2025-12-28 14:06:39 LogID: 19849

「……貴方は、何をしにここに?」

気晴らしだろうか、彼、ないし彼女はあなたマクベスに問いかける。

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マクベス
2025-12-28 14:04:55 LogID: 19845

静観している。動じず、止めに入る気配もない。

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スズメ
2025-12-28 14:04:12 LogID: 19844

「……あぁ、怖いなぁ。」

本音が、ひとつ漏れた。
実のところ、そんなに強く無いのだ。

私はずっと、ただ。怯えているだけの、一羽の鳥に過ぎない。捕食者になんてなれない、救う側なんて以ての外だ。

だから、こうして、また踏み出せずにいる。

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スズメ
2025-12-28 14:02:24 LogID: 19842

「……。」

覚悟を決めたような顔をしている。
雨の当たらぬ場所から、人の溶けていくそこを見る。

「…雨は、嫌いだ。羽が濡れると飛べなくなる。」

独り言だ、また。

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マクベス
2025-12-28 13:54:50 LogID: 19836

「………ソウサクよ、安らかにお眠り下さい。」
小さく何かを呟き、祈った。

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探偵
2025-12-28 13:51:30 LogID: 19827

探偵は崩れ、溶け、流された。

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通信機
2025-12-28 13:51:30 LogID: 19833

『資源倉庫への追加資源を配置しました』

探偵
2025-12-28 13:51:17 LogID: 19826

——帽子が風に飛ばされて、そこにあるだけ。

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探偵
2025-12-28 13:50:30 LogID: 19825

何も華やかなモノはないけど。
舞台が終わって拍手もないけど。
此処で探偵の物語はおしまい。
次の物語まで待ってて。
いっぱい怒られて帰ってくるから。

歩き出して。
雨に、触れた。

「桜先輩、やっと、逢いに行けますね」

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マクベス
2025-12-28 13:42:02 LogID: 19818

小さく一つ頷く。

「うむ……お疲れ様だ。」
十字架を切り、貴方を見ている。

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探偵
2025-12-28 13:37:17 LogID: 19811

「なら、よかったかな。嫌では無いです」

「そう言ってもらえると、救われる気がしますね。
先輩は僕の憧れの探偵だから」

照れくさそうに笑った。

「……先にいってきますね」
「先輩も、ずっと向こうで待ってるかもなんで」

待ってるかもわからんけど。
逆にブチギレしてるかもだけど。

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マクベス
2025-12-28 13:30:23 LogID: 19806

「いや……おれは問題無い。もしおまえが嫌であればおれは此処から出よう。」
目を伏せている。

「……弱くとも、諦めずに最期まで足掻けたではないか。ソウサクよ。」
淡々と話す。
「おまえの考察、とても良かったぞ。そのセンパイ?と、そしておまえの知恵おかげだろう。」

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探偵
2025-12-28 13:26:44 LogID: 19804

「…すみません、こんなの見せるつもりなかったんですが」
眠りに落ちていたせいで、こっそり出来なかったな。
「僕は、弱いです」
「もう耐えれなくて、ダメですよね。
探偵失格だ、先輩に怒られちゃうな」
「こんな所で諦めたく無かったな」

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マクベス
2025-12-28 13:19:40 LogID: 19801

「……。」
ライターの火は切った。静観している。

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探偵
2025-12-28 13:18:40 LogID: 19800

………立ち上がる。
庇が終わるギリギリに近づいた。

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マクベス
2025-12-28 13:15:36 LogID: 19794

「これは民衆には向いていないな。生産はできん。」
そもそも何を材料としているのか分からないけど。
「しかしこの魔法は便利だな。火が出る魔法。」
ライターを眺めている。

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マクベス
2025-12-28 12:46:08 LogID: 19776

「ゲッ!ゴホッゴホッ!ガェェアッッ!!」
取り敢えず正しい吸い方は出来たが、むせた。
煩わしい咳が響き渡る___
多分正しくない使い方なのだな、と思い直ぐ様煙草の火を消した。

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マクベス
2025-12-28 12:43:55 LogID: 19772

ライターの使い方を知ろうと、一通り押せるものを押してみる。すると火が出た。不思議な魔法だなと思っている。手軽に火を出せる魔法があるとは、羨ましい。
今度は煙草の箱を開ける。筒状のよく分からないもの。

そう言えば、此処で似たようなものを吸っている人がいた。
出来る限りその人がしていたことを模倣する。嗜好品ということは酒に近しいものなのだろう。

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マクベス
2025-12-28 10:22:16 LogID: 19711

思いように上手くいかない。ハーモニカも、この世界も、自分の人生も。
だけど限りある生命。最期まで楽しもうじゃないか。
この世界に来なければ、知らなかった道具達。知らなかった人種。
一定のリズムでない雨音を聴きながら、昔聞いた民謡を奏でる。しかしそれは不器用で、音程も合わずぎこちない。

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マクベス
2025-12-28 10:19:10 LogID: 19710

どこもしんみりとした空気が漂う。残された時間は、娯楽品や嗜好品を得て、どうやって使うのか試している。
今日は煙草とライター、そしてハーモニカを貰った。
煙草とライターはよくわからないが、ハーモニカは息を吹きかければ音が奏でられることに気づいた。
何度も何度も音を聞き、試している。

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葬儀屋さん
2025-12-28 03:12:41 LogID: 19639

葬儀屋さんは崩れ、溶け、流された。

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通信機
2025-12-28 03:12:41 LogID: 19645

『資源倉庫への追加資源を配置しました』

葬儀屋さん
2025-12-28 03:12:26 LogID: 19638

「――ねぇ、  さん

羽根が一つ落ちて。

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葬儀屋さん
2025-12-28 03:11:54 LogID: 19637

藤色、菫色、紫陽花色、夜色。
頭の中で名前だけを並べてみても、
やっぱり輪郭は掴めないまま。
雪待草は、白でしょう。
クリスマスローズは、赤紫だったはずですね。

けれど――
流れる血が一体どんな色なのか。
それだけは、とうとう知れる日は来ませんでした。
ああ、本当に。

色のない世界は、退屈だった。

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