『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
『資源倉庫への追加資源を配置しました』
『不具合が1件あります。担当者は速やかに確認をしてください』
『こちらは自動放送です。』
ザザ、ザ……
『……資源供給に不具合?』
『またか。湿気ですぐダメになる……どうにかしないと』
ザザ、ザ……
『次の[快晴]は推定約七日後です』
また放送が流れ始めた……
「わたくしも外に出てきます。まだ見れてない所がございますので……」
手を振り。
「また、顔を出すかも知れません」
「本当に停電するんですね……急に暗くなると怖いな」
「……ちょっと巡回してこようかな。また戻ってきます〜」
ここを巣にでもするつもりだろうか。
ふらり、頭を重たげにどこかへ。
「よっしゃとりあえず問題ないないか、良かった〜
キミらに問題ないならヨシ!だぜ〜?シャレになんね〜ヤバはつまんね〜だろ?」
「ま、何にせよ俺もなんか良い感じなあんぱんあったから食うぜ〜、ご飯になるはマジっぽいな〜」
「おーそっか!アレだな、睡眠ヨシ!って事じゃんね〜」
指さしをしつつ
「ん、そこの赤い子とおねーさんも平気そか〜
…ってそーか!食べ物食べ物〜!?」
細い袋を持ちつつ周囲を見よう
「ってか停電マジのヤバじゃね〜?アルちも無事〜?
ってか皆ちゃんと無事か〜?転けたりしてない?」
「俺は……盛大に転けたからな…イタタのタでヤバだぜ…」
「水面に何かうつってるかい? うーん顔」
羽が乾く間虚無で眺めていた人もいます。
アル中でもヤニ中でもないから無敵でした。
「ストレス貯めないのが一番ですよ、人間」
「まだたった一日なんですから……」
「なんにもなくてヤケになられるよりも良いですしね」
「俺も花の香りとかさせたかったな。……少しはするか」
仕事用エプロンは少しだけ。