『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
『食堂、大変そうだった、からねぇ』
残念。
詳細は知らないけれど、阿鼻叫喚の名残だけ聞いてたかも。
飯蛸の煮込みみたいになりそうだ。
人間の煮込み。
「なァ~。俺の枝豆……」
枝豆を愛好してること、覚えられています。
パーティでの何やらは知らないまま今日まで生きている。
枝豆がないから、グツグツ煮込んだ人間を食うしか無い……
『マッサージ』
『自信あるよ』
させてもらってたかもしれない。
血行が良くなったところで肩凝りや腰痛のツボを擦り……痛気持ち良い程度に刺激して……。
『資源ってえらいかも』
資源、あらゆるにお役立ちです。
「マッサージ」
どこまでできるんだこの子。
されていたかもな。
「わぁ、成り金の遊びを見ているみたいですね
拾えば再利用もできる」
何度もあため直しができる。えらい。
スパダリから人を駄目にするソファになってきたな……
「…よし、あつあつの資源入れるぞォ~、触んなよォ~」
そら、ザララララララ……ジュワァァァァァァァ(蒸気)
一度洗ってからべたーと手をあたためている。
贅沢な気持ちだ。
「あ〜生き返りますね……生き返りました」
死んでたようです。
『うん!』
『あったまって、ね』
羽根の影響で凍えてたのを聞いてましたからね。
手でも足でも、温まってくれたら嬉しい。
手ならバケツの方が浸かりやすいかな、と持ってきて差し出そうかな。
「ワンチャン試すか………資源風呂」
なんか札束を浴槽に貯めてるみたいな絵面になる。
どうせもっててもカビたパンにしか変わんねぇしな。
「死ぬより前に寝不足でぶっ倒れるのもアレだからな。寝ろよォ~」
「まぁ鉄とかでも良いんだよなァ~、とりあえず水の中でもある程度熱が保てるものがあれば…」
「……………」
資源を見つめている。これは………金属か……?