『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
ちまちま、じょぼぼ……
ある程度たまったらバケツのお湯をプールに注ごうね。
コーヒーメーカーも稼働してるし、冷めづらくなる量のはずだ。
「どうも有難う。遠慮なく燃やすね。」
石垣みたいなのを嗜好品で作って、その中央に竹箒をばらして入れる。
鉛筆もそこに入れました。
ライターで、カチッカチッ。
「うーん、中々火が付かないね。油とかあればいいんだろうけど。」
そんなに都合よくある訳がない。
「私は言葉を残さなくちゃいけないから、席を外すわね」
しばらく眺めて満足したのか、這うようにその場を後にする。
僅かな間だけど、機会があればまた戻るかもしれません。
「ありがとう」
小さく付け加える。
私達に思いを巡らせてくれて。お願いごとを聞いてくれて。
「いいですよ、箒は使ってください。
あと鉛筆もあります」
「火起こしをしていると本当に今さら限界キャンプ極まってきましたね」
>>18678 甘噛
『ありがとう!』
わ~い。コンロ班が増えたね。
温まったらバケツに注いでね、と示すんだろう。
これで作業スピードが二倍です。ありがたいね。
言わずにいてくれてよかったです。
身体は大事にね。
実はお風呂を沸かそうとしています。
水を抜いたプールにお湯を注ぐ会です。
「うーん炭と木……は、確かありました」
鉛筆――
なぜかいっぱい出したので持ってくることにします。
これでコンロと焚き火班ができますね。
marry は 娯楽品 を得た。
葬儀屋さん は 娯楽品 を得た。
「!」
あ、と顔を上げた。
丁寧に一礼をする。
名前も、顔も、恩も、本当は覚えているけれど。
忘れるってお話だったから、一礼だけをするんだろう。