『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
『ぼくもハッピー、他の人もハッピー』
『一番いい言葉~!』
頑張って喜んでもらえるなら、それって嬉しいしね。
せっせ、せっせ、ちまちま……。
「犯罪者になる予定はないんで」
筋肉痛になるより先に死ぬかもですね。
ウケます。
「じゃあ期待してます」
そのまままた、ごろ……と横になりました。
いやあ、身体起こしてるのも辛いんですよね。
穴だらけけだから……(免罪符)
「なる早ですね。いけますよ」
「久々に飯も食えたので元気です」
掬っては捨て、掬っては捨て。
たまに眺めては、減ってるのかなこれ……と思ったりする。
「黙れワースト1」
よいせ、とたらいでざばりと水をすくっては捨てていく。
これ明日筋肉痛だな~、いや、明後日とかに来るかな……
「明日には間に合わせようぜ」
「そうじゃねェと入れないやつが居るかもだからな」
トゲガキもそう。番傘の嬢ちゃんだってくるかも。
できるだけ早めにしたいわな。
「外では犯罪ですよ、おじさん」
眺めながら、床に座り直し。
絨毯ピースを玲衣が持ってきていたようだから、それの上にどっかり。
身体中ギシギシで、気を抜いたら寝ちゃいそう。
「明日にはお湯、入りますかねー」
「そうなったら良いっすね」
『バケツは花屋さんにお願いしちゃおう』
『ありがとう~』
ありがたくお任せしちゃおうね。
『やった~』
ベスト3に入っています。
にこちゃんマークも描いちゃう。
素直で可愛いガキです。
すくすくとお義父さんにガキ肯定感を育ててもらっているかもしれない。
ダブピ。のちにコップを持ってちまちま、せっせ……。
お願いしたからにはこちらも頑張りますからね……。
「じゃあ私も可愛いから」
「少しは偉そうに振舞う」
「……ふふ、木枯先生、すっかりその子がお気に入り」
常々叔父さん仕草が見える。
『いいの? ありがとう』
『お義父さんお願いします』
そそそ……。
たらい、ちょっと持て余すのは事実なので。
お願いしにいっちゃお~。