『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
「仲が良くて、いいですね……?」
そう思ってないよりの相槌だ。
生き返らせたのが善意に見えないからずっと何かが込み上がってくるのを抑えている。
『そうなんだ……』
性格の悪いつゆちゃんなんだ……。
『そっかぁ』
『いい感じになるといいね』
空っぽのままなら空っぽのままでも。
別にいいんじゃない? って思うので。
でも、後はきっと、周りの人が好きなようにするだろうから。
そのくらいか。
『資源倉庫への追加資源を配置しました』
>>17166 木枯
沈黙は、花だった。
金でもあり、贅沢品だった。
だから、ずうっとそうしてきていて。
でも今は、喋りたいって思ったから。
「うん!」
「仲良くする」
「ありがとう」
きっと、徳の分だけ幸運があるって思うから。
3人で分けて、大事にするね。
最後になるかわからないけれど、
最後に見せるのって、笑顔がよかった。
だから、花のように笑うんだろう。
ずっと嬉しくて、楽しかったよ、って。
それからそっと、離れていった。
「そうかもですね」
そうですね。空っぽです。
宇宙人とか化け物とか、こっちの事なんですよね。
まあ良いです。
他人に見せる必要の無い事ですから。
なぁんだ。意味がある、って思って、狙ってみたけど。
じゃ、意味なかったかもね。
それじゃ、ナイフ汚さず済んでよかったな。
全部あなたのためなんだし。
>>17160
だから捨てろって言ってんの分かんないかな。
良いけど。
「そうかもっすね」
色々押し付けておきましょうね。
すぐ死んじゃつまんないですからね。
すぐ諦めちゃったら、死体蹴りに起こした意味無いんでね。
>>17126
「ん、ありがとう」
頭をぶつけないように立ち上がって、手を差し出す。
君の手には、触れられるだろうか。
柄じゃないことをしているから、何だか照れ臭いけど。
それっぽくしてみたくて。
>>17145
「……お」
声、初めて聞いたな。
喋らない理由とかもあったんだろな。
で、今は喋りたいと思ってくれた。
嬉しいね、親孝行っていうのは。
「おう、お前もな」
「俺も楽しかったし癒やされたわァ~」
「友達と仲良くな。」
木枯ポイントは3だったな、ちょうどいいじゃんか。
ちゃんと3人で分け合えよ。
私も番傘の人とは初対面。
まだ見ぬ傘持ち仲間、こんなところに。
「もう、生きたいも、死にたいも、変わらないかな」
「誰かがどちらを選んでも」
「私は、寄り添いたい」
>>17108
あたしが言った通りにする。
あたしが敷いた線路の通り。
あたしが、するの。
染み付いた汚れは拭っても拭い切れません。
挙句、手拭い抱えたままなのだから、
直ぐに駄目んなる。
「良い訳ないじゃん」
「馬鹿だねえ、藍くん」
うん、良かったのだと思います。
さあ?嘘吐きなんで分かりません。
「そうすねー」
楽しいとか楽しくないとかも、もう無いんですけどね。
そういう事にするの得意なんでその通り。
死ぬかもって言ったのは、そっちなのにさ。
でももう、ナイフは手放したから。
誰のことも襲いやしない。
資源だってないのだしね。
「生きてた方がいいよ」
「楽しそうに見えるから、これからも死なないでいてね」
無茶ぶりだ。
「一種のそういう契約、みたいなもんです」
「死んだらつまんないんで」
「あと使い道も無くなったし」
ついでなんで、簡単に死なないようにポイポイ。
>>17130 木枯
「あのね」
こっそり、耳打ち。
ほんとは、喋れるの。
喋れないじゃなくて、喋らない、だったから。
だから、ちゃんと自分の声で、お礼を言いたかった。
「いっぱい、楽しくて、嬉しかったよ」
「ありがとう、お義父さん」
「どうか、いい時間を過ごしてね」
あなたのこと、打算なく、純粋に好きだった。
いっぱい可愛がってくれてありがとう。
藍は亞麻露に医療品をおくった
「番傘の嬢ちゃんはほら……ネ」
「トゲガキが蘇生したことのほうがびっくりだね」
今日じゃなかったらしてなかったのかな。わからんねそのあたりは。
「みんな、……」
「……ふふ、私はできるだけ長く生きるから」
「安心して、好きにしていい」
なんて、今したいことは、やっぱりそれだ。
……知っている人たちはいるけれど、探し人の姿はそこになかった。あの人たちとは仲が良かったはずだから、もしかしたらと思ったけど。
そのまま中に入らず、この場を後にした。
『いっぱい甘えてます』
『ありがたく思っています』
最近は甘えっぱなしかもしれません。
『ケガ、痛いからね~……』
出来ればしてほしくないね……。
「……今日は、怖いよりも」
「誰かに殺されたら、なんかやだなあって思ったから」
怖い気持ちはもう、大分。
全くないわけじゃあないけどね
「だから、残念だなって」
「ちょっとだけ」
「もうこれで終わりーってなると、気が抜けますね」
「あーあ」
資源貯める必要も無いし、警戒も意味無くなるし。
あとは本当に、死ぬだけで。