『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
なんだかんだと、繋がりが見えてくるなァ~と思える会話だ。
もう6日くらいだもんな。そりゃいろんな関係もある。
(でも青春とかではなさそうなんだよな…)
おじさんは少し残念です。
>>17047
何だか、嫌な気持ちになって。
欲しくなっちゃったものを逃したもんだから。
お願い事って、なんにも思いつかなかったんだけどさ。
「お願い……うーん…」
「じゃあ、一緒に見に行こう」
「ついてきて、くれる?」
そんなことでも、いいだろうか。
もう、なんだか。終わりが近いみたいだし。
大層なお願いは思いつかなかったけど。
君の顔を覗き込むような形で、少しだけ気楽そうに言ってみせた。
『まぁまぁ順調だった!』
『ありがとうね、藍』
結局棚は介さなかったけど。
作戦自体は、行ったからね。
だから、お礼はちゃんと伝える。
「そういえばマリーちゃんの作戦は順調だった、で良いすか?」
徐に葬儀屋と、ハルと、マリーを順に指さした。
もう隠す必要ないでしょうし。
理論上最強だと思うんで。
>>17030
あれ、気付いてたんだ。
聞こえた呟きに、ちょっと小首傾けた。
人に襲われたこともなければ、警戒心の欠片もなかった少女。
気付かれてる可能性、って、思いつきもしなかったな。
「俺は何もしてないっすよ。他所が勝手にやってるだけ」
「俺の周りで踊ってんの。見てるだけ」
ね。玲衣くん。
「まあ、それは否めない」
「その時は、馬鹿の代表として率先してやります」
「……」
「藍くんも玲依くんも、傘の子も」
「知らない所で色々してたんですね、もう」
あんまりにも自分だけ世間知らずではないか。
>>16984
「私は、いいの」
「“空腹”って、もう慣れてるから」
「ああ、でも」
「お願い事、してくれたら」
「ちょっとはマシになるかな」
気を紛らわせられる。それを叶えてあげている間は、満たされた気になれる。
だからこそ。赤色纏えなかったナイフを、少女は感情の読めない瞳で見つめていた。
外の雨。どうだろうか。
ちょっと悩んだ後。
「見に行ってみたいな」
「なんで触れちゃいけないのか、わかるかも」
雨を眺めるのは、ここに残された、数少ない娯楽の一つ。
そういや、あの輪っかの子、あの翼の子、とんと見掛けない気もする。
翼毟られて死んじゃったのかしら。
羽毛布団にも皆飢えてたろうし。
>>17017
なのでこれは、あなたが望んだアフターストーリーなんですよね。
だからこれで、多分あなたはハッピーエンドになる訳です。
立たせてやったらちょっと血を袖で拭ってやりましょう。
このコート他人のなんですけどね。はい。
「そうです。もう終わり」
「ぜーんぶ終わりですよ」
だから死ねなかったの悲観しなくて良いですよ。
ちょっと伸びちゃっただけ。
>>17024 葬儀屋さん
『やった。じゃあ、落ち着いたら行こう』
『そうだねぇ。あ、中庭は危ないみたいだから』
『行く時は気をつけてね』
『雨、危ないんだって』
放送を聞く限りは、多分そうだから。
いいよ、と花のように笑った。
撫でられるのってやっぱり嬉しい。
ちょっと首を巡らせて。
夜空が玲衣と繋がっていて……
資源の融資なりしてたとしたら……
「夜空ちゃん俺襲っても意味ねーじゃん……」
何か変な推理したとか。
「そこの水、皆で馬鹿みたいにえっちらおっちら運んでさ」
「いっそ、大浴場にしてしまえば良いんだわ」
水泳なんて皆しちゃないだろうし。
>>16890 marry
一度離れ。
手袋をビチャビチャにして戻ってきた。
「どちらも行えばいいですよ」
「食堂の様子は私も見たかったですから」
「出られないのは了解です。
なんともナンセンスな棺ですねえここは」
ぽん、と冷たい手でごめんなさいと言いながら。
頭をなでなで、あまり表情も変えずに報告を聞いていたでしょう。
>>16981
まあ、もしかしたらそうでしょう。
そんで、終わりも大体そうでしょう。
それならそれで、良いんじゃないでしょうか。
「どれも叶わないすけどね」
苦笑も無い。困ったねーって肩竦めるばっかりです。
全く。やれやれですね。