『プール』
白いタイルと規則正しい大き目の窓で構成されている。
窓は割れ、崩れた天井からプールに雨が降り注いでいる。
雨と地味な噴水と、緑のない殺風景な中庭が見える。
水しか出ないシャワー室も一応ある。
『記録[
『最近だと、ほんとにケガしてるのか、してないけどしてるって言ってるのか』
『もうわかんないしね』
加害者に渡しちゃったら後で後悔しそうだから。
慎重に見ていないとな、と思う。
「なるほど〜ありがとうございます。
私、治療薬は治療薬として使ってほしくて。
休んでくれる方にあげたいなぁと思っているんです」
堂々と相談しています。
感情論にしては少し論点はずれているかもしれません。
「司法が腐ってる……」
だめだこの国は…早くなんとかしないと……
「まァ~なんか止血程度…ぽかったけどな」
値段相応の効果なのは違いない。30資源なので、30程度の治療
おや? ふしぎ現象があるのかも。
『刺されて痛そうな人と』
『まだ大丈夫そうな人も見かけるよね』
傷の深さ、ランダムなのかな……。
「……包帯って使ったことある人います?
あれどれぐらい、痛さがマシになるんでしょうね」
シャワーから離れてぶつぶつと。
スイッチ以外本当に物を買ったことがなさすぎて。
知らないんですよね。
>>14327
「そうですか」
「無理に休め、とは言いませんよ」
「ここでは……休むって言葉も、随分重たいですしね」
シャワーの音に紛れるように、少しだけ笑って。
「でも」
「……ちゃんと休める人は」
「案外強いと思います」
視線を逸らし、背中の羽を一度だけ揺らす。
「……その時まで、生きていてくださいね」
「それで十分です」
それ以上は言わず、水の音から離れました。
『うん! いつも嬉しい』
ちょっとばかり大げさな喜び方も。
ここぞとばかりの、嬉しいアピールも。
明るくしていたいから、っていう、三割くらいは空元気だけど。
子供がこうしてると、大人が明るくなってくれるって知ってますからね。
ガキの特権、使わせていただいちゃいます。
「んふ」
「良かったねぇ」
いつもなら微笑ましい光景を素直に褒めることはしないのだけれど。
今日はとても気分が良いので、眼を細めて笑った。
>>14301
「休むよ」
「……休まなきゃ、いけなくなったら」
資源が足りなくなったら、当然そうしなければいけないだろうし。
声は張らなかったから。
シャワーの音に負けてなければ、聞こえてたかもしれないね。
「!」
ポイントが増えた~!
スケッチブックに枯れ葉マークを描いてもらって嬉しそう。
両手で掲げてくるくるします、今日も。やった~。
『ありがとう!』
るん。いっぱい溜まったら嬉しいな。
タオルをくれた義理の息子(not誘拐)に木枯ポイント1p贈呈。
枯れ葉マークを書いてやろう……合計3ポイント!
この調子で行くと数日後には10ポイントくらい溜まってそうだな……