『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
>>2768
「いえ、決して……こすぷれ?のようなものではなく……」
「私のいたところの制服のようなものです、何故神父らしいのはそちらに聞いてください」
聞く手段はないけど。
「……まぁ、苦学生ではなく窮地に陥る人間の一人になれば、助けるかもしれませんが……」
「こんな閉鎖空間で吸ったら匂いが充満して不愉快です。そういう意味でも不健康ですね。副流煙って知ってます?」
「換気扇も無さそうだし、窓も開かないんですよ。空調どうなってんですかね」
「それともみんなそのうち二酸化炭素中毒で死ぬんすかね」
>>2765
言葉に対して頷く、少なくても今言った事は嘘じゃない。
ちらほら聞こえる会話からも藍さんは自分自身に正直そうな人だなと思った。
同時に…いざとなった時に何をするか今の自分では読めない怖さもある。
だからとても『人間らしい』と感じて少し安心した。
怖いのに安心するなんてきっと変な事だけど。
「自分の袋から出しておいた以上、ほかの人にどうされてもしょうがないような……」
そういいつつ、自分の資源袋はしっかりと握っている。
「うーん」
囁きが悪魔悪魔してる。
「いや、こんな状況で争いとかしている場合ではないんですって、それを誘導するのも……」
「使った訳がないとは言い切れません。使ったかもしれません」
「謝ることに疑問はありません。言葉の使い方には十分に気をつけるべきなので」
悪魔の囁きを突っぱねた。
「くぅ~んっ 喫煙者は肩身が狭いぜ……」
「あ!そうだぞ!悪魔の言うとおりだ!
誰かが夜間持ち出して盗んだだけなのに!
悪魔が正論言ってる状況、結構ヤバでは?」
>>2763
「ならその格好は何すか?コスプレ?イタいですよ」
そうだよ。
「その考えには賛同します。俺も鬼や悪魔じゃないんで、何か代わりを提供出来れば是非頂きたく思いますね」
「今のとこはノープランなんで、哀れな苦学生をするしか無いんですけど……」
>>2748
囁きに背を伸ばした。
女の子に何が出来るかは知りませんが、こういうのってYESを吐いた方が良いんです。
同等って思えた方が良いじゃないですか、お互い。
「はい、その時は」
普通の人間でいて欲しいですね。その時も。
「煙草だって、心の健康に対しての医薬品みたいなものだ。認められたって、いいじゃないか……!」
「どうして僕が謝らないといけないんだろう、怪我した誰かが治療の為に使ったわけなんてない、
絶対誰かが盗んで行ったはずなのに……!」
>>2752
「いや……別に神父ではないのですが」
じゃあその格好はなんだ、ということになってしまうのはそう。
「こういったことは取引でしょう。何も無しに施すのは馬鹿か考え無しのやることです。」
周囲の言葉に僅かに目を細める。
知り合いが居なかったらまた昨日みたいに逃げ去ってただろう空気になって、少し苦痛を感じてしまった。
誰も変な事なんて言ってないはずのに。
話話ってなんだ、話はです
「結局その呼び方なんですね……」
「使ってほしいも何も、今のところ使い道は食料と娯楽品くらいしかないですよ」
>>2747
「ふーん神父って苦学生に何も施してくれないんすね。それでも敬虔な神の徒ですか?」
神父っぽい=働いてる=歳上です。
つまり学生を保護する立場だと思うんですよね。
>>2735
注意の言葉に小さく頷く。冗談抜きで『いざ』となった時の覚悟は必要だと自分も感じたから。
「……一応、藍さんも何か困った事が起こったら…言ってくださいね、その時に何か出来る保証は無いですが…。」
自分も他に聞こえるか分からない程度の声でそう返す。
善意には善意を返したくなるのは多分…自分がまだちゃんと普通の人間の証だから。
「うわーー! この欲深き悪魔!!
一箱分で満足してた僕の心を揺り動かす!!」
お辞儀されたらお辞儀し返そうか。直角に。
「保存の利く野菜でもあったら良いっすけど、ああいうのって塩っぱくないっすか?」
健康、結局ダメかも。