『食堂』
どちらかと言うと広めのキッチン。水浸しになった。
奥にはシステムキッチンとカウンターがある。ガスも水道も電気も通っていない。
カウンター奥に「箱」のついた扉があるが、曇り空の見える階段があるだけ。
『記録[
「猫やネズミがいるなら、むしろいた方が良くないすか?外に繋がってる道があるって事ですからね」
「抜け穴が狭くっても、壊せば外界は生活出来る筈ですから」
>>2714
「さておき、」
「いざとなったらそういう事もあるかもって覚悟はしておいてください。玲衣くんみたいなのでも、女の子ふたりよりマシだと思うんで」
他愛のない日常を送らせてあげたいのは山々なんですけどね。
現実ってそうもいかないんですよ、残念ながら。
食料もそう。停電の時も、眠る時もそう。
警戒しなくちゃなんない訳です。
そんで、疑わなくちゃいけないんですよね。全部。
「ああ、やっぱり誰かが寝てる間に持ち出していた……
これなら自分でさっさと取って、煙草を吸っておけばよかった……!」
今日の悪魔の囁き。
「一回で一日分が配られるとしたら……資源はどの程度減るんでしょう」
「かいせい?は七日後らしいですが……そこまで耐えれる分の資源はあるんでしょうか」
「缶詰かぁ〜〜〜…」
ため息。
「あれ、基本お肉とかしか入ってないので
栄養バランスがあんまりじゃないですかあ…」
「こういう時こそ豊富に栄養をとって
体力をつけるべきだと…」
ブツブツ…
「ああ……人間クンらの切実なハラヘリの声が聞こえる!
その願い、オレが叶えて……あげたいのになあ!
棚も空、すっからかんだねえ……」
「さてさて。昨晩、優しい人たちが入れた慈悲はまだ残ってるかな〜?」
棚を開ける。
「なんも残ってねぇ〜〜っ!
こりゃやられたわな。あーあ」
記録時間というのが何回あるのか分からないけど、一つだけハッキリしてるのは『資源』が無いと食料や水は手に入らないであろう事。
それと同時に資源の消費に注意を促す辺り、資源は有限である可能性が高い事。
奪われたら文字通り命に係わる事を予想して、無意識に身体が強張る。
「1日に1回配られるとしてその1回に1日分があるのでしょうか、それも気になってしまいました」
「……やっぱ、なんか保存の利くものの可能性がありますよね。缶詰とか……」
>>2709
「………ふふっ、確かにそうかも…ですね。」
一瞬キョトンとするが、確かに昨日話の雰囲気だと普通に想像出来るのもあって思わずクスっと笑みが零れる。
他愛無い会話でも自分にとっては新鮮だ、異性とこんな会話で笑う事になるとは思ってもなかったけど。
「健康に悪い…
やはり三食に分けて提供すべきだと思います!」
「それか1回で変換する分が次の日の三食だったりするのでしょうか」
自分は少食だし、もし配られる量も一定で足りそうになかったら藍さんに少し分けてもいいかな、と考える。
お腹が空くのは辛いし、知り合って間もないけど全くの他人扱いは……ちょっと出来そうにない。
良くも悪くも平和ボケが抜けない。
>>2700
少し屈んで声を潜めた。
想像してちょっと笑いが出てしまうな。
「大丈夫です。そうなったら玲衣くんの方が悲鳴を上げそうなんで」
男の子の会話って感じです。
「あっ確かに、配られる量……」
「それぞれに合わせた分量が配られると、良いんですけど……」
「あっカロリーバー数本は俺も嫌です」
嫌だった。
「うーん、育ち盛りさんには酷な環境」
「食べられるうちに食べておけってこういうことなんですね」
少し違うかもしれないですが。
人っていつこんな目にあうかわかりませんね。
「飢え死には苦しそうですし」
>>2690
「………それはそれでまずいと思いますが…。」
あくまで一般論の話、簡易の鍵しかないとはいえ個室に男女はちょっと…と思ってしまった。
「…………。」
続く言葉には小さく頷いた、多分今はそれだけで十分だと思ったから。
「朝はたっぷり食べたい派です」
主張して何になるんでしょう。
朝からカレーライスとかいきたいんですけどね。
「一日一食でも良いんですが、身体の大きさも基礎代謝も違うのに同量が配られるんでしょうか」
「それとも資源?によって変わるんですかね?」
「俺、あの天使と同じ量だったら飢えて死にます」
そうですね。
記録時間…そういえば昨日からずっと放送でも同じ事言ってたな。
停電というのも気になるけど……気を付けてどうにかなるものかな?
暗闇に乗じて襲われたら自分程度じゃ抵抗出来るとは正直思えないという不安がある。
>>2682
「そうですか?俺はともかく玲衣くんは小さいんで、女の子とならふたりいける気がします」
小さい(この男的感覚)。
今日はソロ活かもしれませんね。元より、仲良しってつもりもないんです。
勿論あなたにも。人間ってだけですよ。
「はい、無害ではあると思います。なので放置で良いかと」
泣いてる可哀想な子供に見えても、化け物は化け物だ。
こんな所なら尚更心を狭くした方が良いに決まってる。
化け物は化け物同士宜しくやってるんでしょう。
「こういうのって一日の始まりである朝に配られるものじゃないんですね……」
「いや、朝というのも自分の感覚でしかないのでしょうが……」