『バンケット』
大宴会場。電気はないが明るい。
円形のテーブルが多くあるが椅子はない。立ち席。
奥には大きな舞台がある。
幕は朽ちて落ち、雨の舞台が公演されている
『記録[
いきなり角が生えてきたりすんのか?とかなんとか。
資源を見に去っていく姿を見送っていた。
「どうしたもんかねぇ」
共有資源、気になるが身の安全を考えると憚られる。
床に座ったまま頭をぽりぽりと掻いていただろう。
「悪魔、俺もそんなイメージがあるぜ。地獄だか魔界からだかから召喚して、願い言って、……色々あって、魂がどうこうっていう。」
余りにも雑なイメージを。
>>4272
「……。」
無言で聞いていた。
「うむ。おれは男だ。声だけではわかりにくかったか?」
成人男性……いや、老人に近い低い声をしているだろう。
この人物の世界では、悪魔は召喚される存在だった。
にしたって召喚されたものを見た事はなかったけれど。
気を紛らわす話題には乗りたくて、しかし沈黙を選ぶものなので。
好奇を混ぜた視線だけ向けたのかも。
アナウンスには、一瞬宙へ視線を浮かし、そして逸らした。
「ほら、やっぱり。
信用できないじゃない」
誰に向かってでもない呟きを、ひとつ。
>>4190
「油断していた私にも落ち度があるわ」
手当された右腕を下す。
視線をフードの中身に視線を向ける。
「……考えておくわ」
提案には短く応えた。
「ところであなた、男?」
共有資源は……早い者勝ちかもしれない。
少し、考える事はあった。
七日後から日が動く事はあるのか、とか。
そもそもここから帰れるのか、とか。
でも考え始めたら、帰してって泣きそうになってしまうから。
やっぱり心の奥の、箱の中に仕舞っておく。
「……!」
意図が伝わって嬉しい。
叩く仕草にこくこくと頷いた。
立ち去る姿には、また一礼をするんだろう。
「……何? 肩たたきしてくれるんです?」
「それならしんどくなったら頼むかもしれません」
こうね。トントン、自分も叩く仕草。
「良いものを見つけるまでは……ロビーのソファにでも頼ろうかな」
「……見てきましょうか、追加資源」
自分も気になるし。ふらっと席を外す。
「……極力資源は取らないほうがいいな。」
今の資源で七日間過ごせるか不安だ。自分は誰かを襲うなどの行為は避けたい。
悪魔の話題を聞いてふと気になったことを尋ねた。それに、少し場の雰囲気を和ませたかった。あの人ならそうしていた。
「つかぬことだが、悪魔の者に聞きたい。やはり召喚魔術によって現世に現れるのか?おれの国では悪魔には召喚が付き物だったからな。」
そう言えば枕は見つけられなくとも、肩叩きくらいなら立候補が出来るかも。
軽く両手を上げて、トントン叩く仕草をした。
他愛ないお話に乗っかっていこうね。
「…………」
息を吸って、吐いて、深呼吸。
ゆっくりと力を抜いて、不安を払拭させようと心がけた。
辛気臭い顔をしたって仕方がないもの。
「………………」
やっぱり凝るんだ……。大変そう……。
冗談めかした言葉に少し微笑んで頷いた。
布団すら見つからないので望み薄かもしれないが。
明るくしようとしてくれるのは嬉しいもの。
>>4125
「(……”七日後”?)」
体感時間なため、自信はないが、此処に飛ばされてから24時間はもう経過したような気がする。
最悪な推理が脳を通過した。
「まだ七日?あくまで推定ってことね」
呟きに同意、そして放送の言葉に納得する。
まだ一日経っただけの今のところは。
今でこの状況なのに数日後にはどうなるやら。
「ああ……いいですね。羨ましい」
「俺のトコは老若男女問わずこうなり始めたりするんで」
……あの子に倣うように角を指さした。
「首凝るんですよ。肩も……」
「自分の枕じゃないと寝れないというのに、こんな場所に来てしまいました。
いい枕を見つけたら是非ご一報ください」
冗談めかしたトーン。
場が暗くなりすぎるのはよしたかったから。
>>4152
「それは…………災難だったな。」
半分も?そんなに持っていて何になるのだ、ちと贅沢が過ぎるだろう……少しの怒りを感じた。
「もし……もし資源が枯渇したらおれの所へ来い。食料や医療品なら出せるだろう。」
「………………」
目を伏せたまま首を横に振る。
推定、だもの。なら、もっと延びる可能性すらある。
服の裾をぎゅうと掴んだ。
帰れないんじゃないか?
帰りたいのに!
「……七日後。どうも資源の枯渇が気になってしまう。」
今すぐ食堂に行って資源を取りに行きたいところ。
「しかしこの状況であるのならば、もう無くなってそうだな。」