『中庭』

雨の降る中庭。
石造りの噴水と、石のレンガによる舗装がなされた中庭。
緑はなく、殺風景。手前の方だけ庇がある。
空は一段と暗く、雨も降り続け止む気配は無い。

扉があいている

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『記録[雨の部屋]168:00:00を再生しています……』

スファレ
2025-12-26 19:18:10 LogID: 17029

「…あぁ……あー良いですね。」

「己の命が誰かのために成れるなんて!なんて素敵なこと!!使われていく!使い潰されて巡りめぐるなんて!!!」

笑う。

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綿積雫
2025-12-26 19:14:26 LogID: 17009

「……!」

大きな声で呼ばれたなら。
ビクッと身体を引き攣らせて。

「……はーい」
「…………みーちゃん、おうちにかえろっか」
「おかあさんにダメーっておこられちゃう」


バツが悪そうに後ろへ下がって行くのでしょう。

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綿積雫
2025-12-26 19:11:23 LogID: 16990

「……?」
「みーちゃん、おそとこわいの〜?」
「みーちゃんはねこさんだもんねぇ。おみずでびちゃびちゃーってするの、やーよねぇ」

そうして猫に近づいて。
ゆっくり優しく抱き抱える。
さっきまで、怖くて暴れた子猫ですもの。
大事にぎゅ〜っとしてあげないと。

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オールディール
2025-12-26 19:11:03 LogID: 16985

「……あー」
察した。そういえば、あの録音も水音で終わってたな。
そして。飛び込んだ人がいたんだろうな。

「……はは、ひっでぇ延命措置」

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シュエ=リン
2025-12-26 19:10:00 LogID: 16982

「雨に溶ければ、資源に...」

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ブランシュ
2025-12-26 19:08:11 LogID: 16967

「…………そんなの、」

人が雨に溶けたら資源になるなんて、まるで雨に溶けて死ねと言われているようなものだ。どうしてそんなことを。

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悪魔オモロス
2025-12-26 19:07:57 LogID: 16964

「ビショビショになるのおもろいよ笑 水も滴るギャル笑 シャワーいらずじゃん!笑」

袋を揺らしている。

「本当に迷いなくいっちゃったんだなあ。なんで〜?」「だって面白いじゃん笑」「そっかあ〜なら仕方ないな!」

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綾川 遥希
2025-12-26 19:07:52 LogID: 16963

!!!!この雨、痛い痛いだよ!出たらダメ!」

びっくりした。こんなすんなり、出てくるものなのかと、声を、かけながら。
思わず外へ、出そうになる。
ダメだ。…いっちゃ、だめだ。私は。…まだ、やり残したことが。

「…………」

おかしいな。情なんか、とっくに捨てたと、思って…………

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オールディール
2025-12-26 19:06:25 LogID: 16957

「……中庭、空いてたんだ」
なんだか騒がしいから、見に来ただけ。

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"ノイン"
2025-12-26 19:05:16 LogID: 16949

「ん、」「あぁ……お三方。来たんですね」
「死を冒涜されたくないなら外には出ないように」

猫と、医者と、少女。ぺこ、と頭を下げて淡々と。

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甘噛ほむり
2025-12-26 19:04:49 LogID: 16945

「ああ、あの犬耳の」
あのとき抱いた印象と変わらぬまま消えていった。納得感すらあった。

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イブキ
2025-12-26 19:04:22 LogID: 16943

「は?」
扉が開いている。脱出できるかもしれない
そう思ったが目の前に飛び込んだのは、異様な光景
人が雨によって溶かされて行った

「どういうことだよ…」

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猫 でした
2025-12-26 19:03:59 LogID: 16941

「っ、……じゃ、じゃあ…………
この、『資源』は……っ」


嫌だ、なんで、どうして
……っなんで、私たちは、猫たちは……こんな目に


ふと、いつもの二人の声が聞こえて……
「来ちゃ……、ダメ……っ」

しずくさんへ、それだけ伝えたくて

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綾川 遥希
2025-12-26 19:01:58 LogID: 16931

「赤猫さん、っ雫、さ、…」

慌てて、追いかけて、走ってきた。目の前で、溶けて行った、その影。

ああ。………キミは、別れの挨拶すら、させてはくれないんだね。

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綿積雫
2025-12-26 19:01:45 LogID: 16929

「わぁ……おそとだぁ〜!」

嬉しそうに窓に張り付いて外を見る。
瞳に映るものは皆、全て優しい嘘に書き換えられて。

「あめのひのおさんぽもたのしそ〜だねぇ」

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悪魔オモロス
2025-12-26 19:01:08 LogID: 16928

「……このアナウンス……成程。理解した。
 じゃあ、これがひざしクンか。」

先ほど取ったばかりの追加資源を、袋の中で揺らした。

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"ノイン"
2025-12-26 19:01:00 LogID: 16926

「あぁー……」「なるほど、」「そうなるんだ」

溶けていく人、通信機の声。空間内で完結している。
つまり、資源はそういうことか。溶けていく様はそういうことか。

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猫 でした
2025-12-26 19:00:28 LogID: 16920

「ひっ、……なん…………っ」
息、呼吸、酸素が───
立て、立てない、真っ直ぐ……

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ブランシュ
2025-12-26 18:59:11 LogID: 16912

「なん、なんで、」

次から次へと、誰かが雨へと身投げしていく。
それから目を離せなくて、『何故』と呟くことしかできなかった。

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悪魔オモロス
2025-12-26 18:58:14 LogID: 16906

「──ああ、そうか。
 ああなったのか。」

「観戦ありがとう、さようなら。」

ひらひらと、雨音に手を振っていた。

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猫 でした
2025-12-26 18:58:12 LogID: 16905

「アルカンっ………………」
名前を呼ぶその声は、
その情景で掻き消されて

「ぇ、ぁっ……」

最後、目線はこちらを向いていたのでしょう。

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アルカンシエル
2025-12-26 18:56:33 LogID: 16881

アルカンシエルは崩れ、溶け、流された。

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通信機
2025-12-26 18:56:33 LogID: 16887

『資源倉庫への追加資源を配置しました』

アルカンシエル
2025-12-26 18:56:26 LogID: 16880

「あ」

猫の方、目玉が向いて。

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アルカンシエル
2025-12-26 18:55:53 LogID: 16876

おや。先に行った人がいる。
……ああなるんだ。僕も。
本当に?僕は特別な星になれるから、きっと、きっと。
同じじゃないかもしれない。
無駄じゃないかもしれない。
あの時と違って。
振り返って、笑顔で手を振ろう。

「じゃあまたね、皆」
「そこに――」

長台詞、間に合うはずもなく。

弾けて、溶けて、崩れて。

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不明の存在
2025-12-26 18:55:27 LogID: 16875

「………………」

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シロ
2025-12-26 18:54:39 LogID: 16869

「にゃ」
さわがしい。
やっぱ、皆音につられて来るのかな。おんなじだ。
…よくわからなかったし、わたしは戻ろう。

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猫 でした
2025-12-26 18:54:33 LogID: 16868

「っ、やっぱり……、中庭が……!」
猫が急いでやって来ました。
外へ出ることはせず、外が見えるその扉の内側で止まって

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"ノイン"
2025-12-26 18:53:33 LogID: 16860

「ん、」「あー」「そっか」
「一回目は見逃しちゃったかな」


あらら。まだ誰か行くかもしれないから、見るけど。

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アルカンシエル
2025-12-26 18:53:18 LogID: 16856

「今から虹が掛かるよ」「虹が……」

雨の下、歩き出す。
身体が溶け出す前に、眩しい虹色塗りたくっていたインクが奪われる。
水溜りにマーブル模様を作って、薄まって、消える。

そのうち、身体は白と黒しか残らなくなって。
それも数秒、残っていたか。

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