中央入口前広場
中央入口前の広いスペース。
入口は施錠済み。
「…………そうかい」
本人がそういうのなら、深くは追求しない。
「そりゃあ友人として心配の一つはするだろ」
「それともあれか、友達だと思ってたのは俺だけっていう悲しいやつか」
「元気じゃないです〜癒してくださ〜い」
手のひらくるっくるかも。無視していい。
「あら、何も食べられてない人もいるの?
いよいよ参ってきたかね……残り何日だったかな」
「一応一同僚だもの…♡おねーさんだって心配してない訳じゃないよぉ〜…?♡」
話を聞きながら。嘘かほんとかはよくわからないがまあ、心配はしてるのだろうなという口ぶりで。
「あー、えっと、ご飯ですか…昨日のかぼすジュースと弁当だろ…その後いくつかの菓子…」
個室で食べそびれたな、そう思って目を逸らした
「えーっと、大丈夫。割とさっき、人前で食べてないだけだ」
嘘と気付いて良い、それくらいには分かりやすい反応だ。
「……心配、して、くださってる、のか」
「……」
ああ、切り替えが早いのは良いな、なんとなくそう思って
「切り替えが早いの、いいなぁ」
声に出た
ベンチからは距離を取っている
「…そうですね、業務で、疲れています。ああ、ぬいぐるみとか落し物だけ見つけていたいのに」
「寝すぎたから、眠れないんですよね、食欲もまあ、そんなわけで、ははは」
「おーおー、みんな最初の業務でお疲れか〜?」
まぁ、言い草からこの者は業務を終わらせてきたようで。
「しっかり飯食って寝ろよ……」
「あら〜キレイなお姉さ〜ん」
「癒してくれるのなら癒してもらっちゃおうかな〜」
そして此方は軽薄なナンパ男となっております。
早い復活。
「お疲れ…♡みんな元気ないねえ〜…?♡おねーさんが癒し♡あげちゃおっか…?♡」
にっこにこでいつものようにやってきたおねーさん。
のんびり歩きなのとがちゃがちゃ音が鳴ってるのも相変わらずで。空いてるベンチに座っちゃお。
「…………」
はぁ〜、ため息をつく。気が重い。
なんか、見られている
どころか、いる
つかず離れずのところでこちらを観察している何かが
「気のせいだといいがな」
しかしまあ、気が重い。
「おはざーす…」
力の無い声、ベンチでもあれば腰掛けようとして口に見えるから突然やめて、壁際にもたれるか
「お疲れ様です、本当に…」
【道具使用】
相沢 は お菓子 を使った。
おいしいお菓子だ
【道具使用】
相沢 は 駅弁 を使った。
駅弁を食べた。おいしい
「やった~~♡♡ありがと、ラっくん♡♡♡♡♡」
ハートの量が気持ち1.5倍になった。
うれしいね。
「え~、帰るんですか?わたしも帰ろ~っと」
「お疲れ様で~す」
ほどよい距離感で宿舎の方に行くのだろうね。
「…………まぁ、今までのと比べたらマシか…………」
「♡つけられんのは勘弁して欲しいが」
「イオイオ」
「イオイオか……………………………………」
「まぁ、じゃあ…………そう呼ぶよ……」
「普通にこのバイトの反応集作った方がいい気がしてきたな……」
「あたしはそろそろ宿舎に帰ろっかな、おやすみ~」
手を振りつつ、帰路……
「私より大きいんだからいいじゃないですか~」
「ラっくん♡♡♡」
「……でいいんでしたっけ?」
「あだ名はコミュニケーションですよお、わたしのこともイオイオ♡って呼んでいいですから♡」
「小さいって言うな、怒るぞ」
もう声に怒気が漏れてる……
「お前に普通に名前で呼ぶという発想はないのか」
「あだ名なんて要らないだろ……」
「ええ~?今のところ暴力と辞書と小さいことしか知りませんし~」
「もっとパーソナリティを理解してからってことですかあ?
恋人じゃあるまいし~」
「ショート動画で流れてきそうですねえ、反応集」