中央入口前広場
中央入口前の広いスペース。
入口は施錠済み。
「おーおー、みんな最初の業務でお疲れか〜?」
まぁ、言い草からこの者は業務を終わらせてきたようで。
「しっかり飯食って寝ろよ……」
「あら〜キレイなお姉さ〜ん」
「癒してくれるのなら癒してもらっちゃおうかな〜」
そして此方は軽薄なナンパ男となっております。
早い復活。
「お疲れ…♡みんな元気ないねえ〜…?♡おねーさんが癒し♡あげちゃおっか…?♡」
にっこにこでいつものようにやってきたおねーさん。
のんびり歩きなのとがちゃがちゃ音が鳴ってるのも相変わらずで。空いてるベンチに座っちゃお。
「…………」
はぁ〜、ため息をつく。気が重い。
なんか、見られている
どころか、いる
つかず離れずのところでこちらを観察している何かが
「気のせいだといいがな」
しかしまあ、気が重い。
「おはざーす…」
力の無い声、ベンチでもあれば腰掛けようとして口に見えるから突然やめて、壁際にもたれるか
「お疲れ様です、本当に…」
【道具使用】
相沢 は お菓子 を使った。
おいしいお菓子だ
【道具使用】
相沢 は 駅弁 を使った。
駅弁を食べた。おいしい
「やった~~♡♡ありがと、ラっくん♡♡♡♡♡」
ハートの量が気持ち1.5倍になった。
うれしいね。
「え~、帰るんですか?わたしも帰ろ~っと」
「お疲れ様で~す」
ほどよい距離感で宿舎の方に行くのだろうね。
「…………まぁ、今までのと比べたらマシか…………」
「♡つけられんのは勘弁して欲しいが」
「イオイオ」
「イオイオか……………………………………」
「まぁ、じゃあ…………そう呼ぶよ……」
「普通にこのバイトの反応集作った方がいい気がしてきたな……」
「あたしはそろそろ宿舎に帰ろっかな、おやすみ~」
手を振りつつ、帰路……
「私より大きいんだからいいじゃないですか~」
「ラっくん♡♡♡」
「……でいいんでしたっけ?」
「あだ名はコミュニケーションですよお、わたしのこともイオイオ♡って呼んでいいですから♡」
「小さいって言うな、怒るぞ」
もう声に怒気が漏れてる……
「お前に普通に名前で呼ぶという発想はないのか」
「あだ名なんて要らないだろ……」
「ええ~?今のところ暴力と辞書と小さいことしか知りませんし~」
「もっとパーソナリティを理解してからってことですかあ?
恋人じゃあるまいし~」
「ショート動画で流れてきそうですねえ、反応集」
「要らねぇよ汚ぇなこっち押し付けてくんな自分で処理しろ」
めっちゃ言うやん。
「スパイならもっとバレにくいように名前に一貫性持たせろよ」
「今んのとこ全部暴力か辞書かにしか関係してねぇぞ」
「え?袋に食べかす残ってますよ。食べます?」
ゴミを押し付けようとする。
「名前がいっぱいあるっていいじゃないですか。スパイみたいで」
「いいな~~辞書殴打マンはいっぱい名前があって~~」
微塵も思ってないことを言う。
「そういうのじゃないんだよなぁ〜〜〜」
「こう、人が食べてるのを横から拝借してくとか」
カス。
「陶芸家にでもなれってか?
お断りだね…………」
「あとあだ名どんだけつけてんだよ」
「このお菓子は支給品なのでちゃんと人から貰ってますよ……♡♡」
「やだやだ~~私がたたら場に住みます!無法全書マンさんは森で暮らしてください。
泥からいろんなの作るインフルエンサーになるといいですよ」