『バンケット』
大宴会場。電気はないが明るい。
円形のテーブルが多くあるが椅子はない。立ち席。
奥には大きな舞台がある。
幕は朽ちて落ち、雨の舞台が公演されている
『記録[
>>4706
「はあい、君はまだ若いんですから、
走り回ってるとちょっと心配になっちゃいます」
「行動だけなら僕も人の事言えないですけどね…」
「さてと、そろそろ治療をしに行かなければ」
「うーん」
「……いい感じに、分厚い布でしたのに」
舞台の幕先を指でつつき、備品になりそうかと一瞬だけ考えて。
動かない。外れない。開きもしない。
小さく息を吐いて、考えるのをやめた。
ひらりと、羽が一枚落ちる。
人々の会話を背に舞台の方へ歩いていく。
すれ違い様に片角のあなたには「生きてましたねぇ」と一言添えて。
まるで観光でもしているように、状況確認をあまりに自然な歩みで行っていた。
「……」
「俺もぼちぼち余所を見に行きますか。
皆さんご安全に。転んでうっかり怪我しないようにしてください」
他のところが気になる。
この場の皆に会釈をして、またどこかに行こう。
>>4692
「お医者さんも襲われたんですし、無茶しないでくださいね……!
僕はちょっと、走り回って疲れたのでちょっと休憩してます……」
>>4672
「はい…はい。
ありがとうございます」
こくこく、と頷く。
「食堂の方々はある程度治療済み、
猫さんは…触らせてくれなさそう
次に行くのは廊下かロビーにしましょうか」
「………………」
8人、誰かを襲った人がいるのか。
そう考えれば多い気がした。
「……?」
悪魔だったんですか……?
首を傾げている。多分違う。
>>4646
「あ、お医者さん……お疲れ様です。
えっと、けが人が多かったのは食堂と廊下です。
廊下は二人かな。天使さんと、背の高いお兄さんの二人。
周りにたくさん人がいたのであっちは大丈夫かな。
食堂は……お医者さんがいた場所なので多分把握してますよね。
プールは大きい猫さんが傷ついてました。それ以外は確認してないです。
あとロビーがもう一人のお医者さんが怪我してました。
僕が確認したのは以上です」
手帳を確認しながら、見てきた状況を振り返る。
>>4635
「あなたって素敵な王さまなのね!」
「そんなひとが治める国だもの、
きっときっと良いところよね!」
少女の瞳には、純粋な親愛。
あのときに話し掛けてくれたことが、
その嬉しさが、印象に残っているから。
「…………ありがとう」
「まぁでも……いざという時は」
「…………あたしなんか、見捨てても良いわよ」
己の“価値”は、低いから。
「ほぼ八分の一じゃないですか。そんなにか」
……これは多いと捉えたらしい。
「……ん? 悪魔って俺?」
「箔が付いたな……」
やっぱりこの角、悪魔じみてるよなあ。
何となく自分の角を触っている。
「よかった……ひとまず、全部の部屋は見て回れたから、休憩……」
部屋の隅に寄って行って、地面に直接座る。
「僕が把握できた範囲だと……襲われた、怪我したって人は、少なくとも8人。
この数は、多いと考えた方がいいか、少ないと考えた方がいいか……」
自身が書きこんだメモ帳を見ながら、数を数えて呟く。
「多分大丈夫じゃないかな……」
同じく、停電後に移動してきたので詳しくはわからない。
「……アンタも人を治療して回ってたりするのか?」
「あ、そこの君!せっかくだから僕もついて行っていいですか?」
「そっちの方が負傷者を探してから治療をできそうですし…!」
>>4595
「……民のため、そのようなことはしたくない。」
貴方のほうを見て、真剣に言う。
「ふむ。ロィナにも幸あれ。」
深く頷いたあと、十字架を切るしぐさをした。
「お邪魔します。こっちで襲われた人は……居なさそうですかね?」
きょろきょろと中の様子を見つつバンケットに少年が入ってくる。
ぐったりしてる人は一部視界に入るが、既に他の場所で見た顔のためスルーして。
何かしらの職についている人は、職業病とやらを患うらしい。
屋敷の主人を思い出して、少しほっこりした。
困りものな時もあるけれど、悪いことではないだろうから。
>>4548
「…………なら」
「あたしのトコの王様は、
きっときっと地獄に行くのね」
悪魔と契約した復讐王。
かの王の行く末は、その果ては、きっと。
「……あなたの行く先に、幸いがあることを願うわ」
「いやはや…どうしても自分の怪我より周りの怪我の方が気になってしまい…」
「自分の命も惜しいですが、どうしても ねえ…」