従業員用ラウンジ
ホテルだったものを再利用した宿舎の5F。
売店や休憩スペースがある
「あはは」「そうか」「そういえばそうだ」
「あの景色ってちゃんと、何もかも……」
「おかしかったんだ」
あの時の皆も、おかしい景色でおかしくなってたんだ。みんな異常、それで、それで。
「けど、自分が正しい気が、しないや」
感覚が欠けてるとさ、やっぱり駄目で。信じたい物を上手く信じれない。それは異常?
「……」「わかんないや」
「なんとかなりますように」
と、言って弁当の容器を片付けて、もう一度寝ようかな。
ひたすら食べる、食べる、食べる。
寝る前に沢山食べていたのが嘘のように、事実食べている。
食べて、食べて、咀嚼して、飲み込んで、詰まりそうになったら香りで誤魔化して、食べて。
ふと気付く。目を擦って、周囲をもう一度見る。
「………」
「いなくなった?」
正常です。
【道具使用】
山波 は 飲み物 を使った。
のみものを飲んだ
【道具使用】
山波 は 駅弁 を使った。
駅弁を食べた。おいしい
ぱち、と目を覚ます。頭がふわふわしている。
周囲を見よう…近くで寝ている人や、弁当を食べてる人と…目が、見える
「…ずっと、見られていたのか」「違う」
「食べないと」
食べれば正常なんだ、そのはず。あの人影も見えなくなったんだからさ。
最後に配られていた弁当と、かぼすジュースを出して。
わ〜いラストごはんだ〜!たべちゃお。
バランコレクションもだいぶ増えたけど、これは持ち帰っていいんですかね?
お弁当が貰えること自体も、シュヒギムの対象かにゃ。
【道具使用】
猫屋敷 珠緒 は 駅弁 を使った。
駅弁を食べた。おいしい
もぐ……
もぐ……
もぐ……
も………
もぐ……
「…… ふう……」
食べ終われば部屋へ戻り、身支度を整えたりする時間を経て……
わざわざ戻ってきて、寝ていった。
「じゃあ遠慮なく頂くとするか……」
と言いながらも流石にちまちまちまちま……
人々が寝入った後も、暫くは少しずつ頂いていることになる。
野菜が残ってなかったのは、うれしい(うれしそう)
「任された……
ここは俺に任せて先に行ってくれ~」
「果たして何人が生き残るのか」
「でも、生き残れなくても、俺達は仲間さ………」
「これが若さか……」
インターネット人間、肉体年齢が実年齢より老いがち。
後処理を買って出てくれるならお言葉に甘えるとします。
ハンバーグさんも浮かばれることでしょう。
「カフェインがどうこうよりシンプル胃もたれで寝れなそ〜」
「じゃあ、後は頼んだぞ……」
野菜類は倒してあります。
残ってるのはハンバーグだけ。
「俺は部屋に戻ります……」
「明日寝込まないといいな……」
「食べ盛りなもんで……」
バケモンかも…………
「無理なのか?そうか……なら貰うが……」
渡されたら、流石に前よりスピードは遅いが食べ始めるだろう……
渡されなかったら、みおくる。
「なんできみたちは食べ切れてるんだよ……」
「おかしいだろ……バケモン共がよお……」
しこたまお菓子を食べた人たちに負けてるんですけど?
自分が情けなくなり、口も悪くなる。
もう頑張れないのでごめんなさいして返却口にプレートを戻そうかな。
「負けるのか?負けちまうのか?」
「負けっつうなら俺が食ってもいいが……」
「やでも、応援されてるな……」
「おやすみ~、と、おやすみ~~~。」
「俺は…… ……ここで寝るか。一人よりは二人の方が頭に菓子乗せ魔とかの被害には合いにくいだろうし」
「え、負けないでよ。がんばれがんばれ」
無責任応援も、出る!食い切らなかったの君だけだぞ!!
それから力尽きた彼を見て、ふうと一息。
「あたしはちゃんと部屋で寝よっと……」
無防備って良くないかもだから。
やり切った仲間とまだやり切ってない仲間に頷いて、この女は気絶のために部屋に戻りましたとさ。
「…………」「そうかも」
変なものが見えたり、変な症状が出たり、そういうことが起きるくらいなら、この食べる苦しさの方がマシなんだろうな…
「無理は、しないのが吉だよ……」
と言うと、重なるドカ食いの反動で、休憩スペースで睡眠を始めた…
「ハンバーグさんだってこんなに苦しみながら食べられたくなかっただろうに……」
おいしいけどね!
おいしいけど苦しいのは苦しい。
「はあ……はあ……もう俺の負けでいいです……」
「インターネットにおいて食べ物を無駄にすることは絶対的なタブーで炎上待ったなしだけど幸いにもここは非インターネットだし守秘義務があるから安心してお残しできますわ」(ひと息)
「むぐ……………」
最後に残った野菜等で箸が止まる間があったが、
それでも完食はしていった。
「美味と苦痛で縁が結ばれていく……」
「まあ、怪奇現象に頭痛起こさせられるよりはこの方がずっといいね うんうん 日常」
「本当に同じ釜なのかな…」「ってか皆重そうに食べるじゃん、僕もだけど」
「日常ってこんな苦しかったかなぁ」
ありえない量のドカ食いにハンバーグはトドメだったのかもしれません。
「待って?これあたしと四季くんが一番苦しんでない?」
自業自得以下略。けれどもしばらくすればこちらは勢いで食べきった。
「ドカ食い気絶ってこういうことだったんだ??」
「……ねよっかな…………」
急激に血糖値が上がった。視界も聴覚も正常。
ただ、へろへろにはなった。
「同じ釜の飯を食った仲って、ワケ……」
親睦が深まったよ、やったね。
深まりましたか?
「ガチ重い しんどい」
「敗北を喫しそう」
「がんばれがんばれ、やれるやれる……」
「って他人事じゃないんだよな」
もぐ……もぐ……
肉は好き。肉汁も好き。
好き補正もあり結構食べていけている。もぐ……
「日常に戻る為の代償を感じているなあ」
「ねえ、これ結構重たくない?四季くんの気持ちわかっちゃったんだけど」
重いもの、食べるの大変だよね。そうだね。
こちらは勢い付けて食べている。満腹中枢に仕事をさせるな。
「熱いけど、熱い分柔らかくて食べ進めやすいね、野菜もあるから健康にも、良いはず」
健康からは程遠い姿勢だが、何だかんだガツガツと食べて、何だかんだ暫くすれば、残さず食べ終わるかもしれない。その後震えながら蹲る可能性はあるが
「ある意味最初から苦しくて良かった…誤差だから…」
「給食で居残りさせられた時の気持ちになる」
もう食べたくないけど食べないといけない時のやつ……。
ちまちまと小鳥がついばむくらいのペースで何とか食べ進めている。
「これで全員が深夜ハンバーグドカ食い部になったってワケだな……めでたいね……」
「苦しみたくはないが 苦しみたくはないが」
いけるか?…… …………
「毎食ハンバーグ食べてたら…… 何回でいけんのかな…………」
「うん」「……」「がんばるか~」
もぐ………
「うん うまい ………既にお菓子を大量に食べた後なのが不安だが…………」
【道具使用】
キョウカ は ハンバーグプレート を使った。
あつあつの肉汁とデミグラスソースが絡む……