中央入口前広場
中央入口前の広いスペース。
入口は施錠済み。
「サトーも行くんですか?……ふうん、いってらっしゃいですよ」
ついてってやろうか、と考えるも、今日の分の仕事は終わりだ。
何より、これ以上狂ってどうなるかも読めない。
大人しく見送るのだろう。
>>6547
「デカい家買う!」
「そんでー、お菓子ぜんぶ買って~。
んー、ばーちゃん探していっしょに住みたいな~」
「ばーちゃん好きだし」
つらつらとそんなことを言った。
「生活かー」
生活は聞き取れたらしい。
「ビンボーはたいへんだよなー。がんばろーな!
あたし強いから困ったら助けたげるよ!!」
超安請け合いしている。
「流動する言葉と固形化した言葉って、水と氷くらいちがくて……」
「……うん、いってらっしゃいませ~」
何事も起きなければ変に騒がしいここよりはマシかな。どうなんだろうね。
「ええ?今の時点で一瞬ならそのうち慣れますよう」
「その、気晴らしに。巡回…行ってきます」
大きく矛盾した事を言っている気はする。けれども。
言葉が上手く回らない。言ってしまった。巡回、しないと、いけない。行きたくは無いのに。
と、ふらり…とした調子で、この場を離れて改札の方向へ
>>6533
身なりの未熟さなり、言動の幼さなり、衝動性なり。
思うところはあるが、女はそれに言及はしなかった。良くも悪くも事勿れ主義。
「学があっても、時給1万円を超えるのは難しいでしょうからね。中々」
「私は、単に生活費に充てるだけですが……」
より正確には、父親が工面に苦労するだろう弟達の進学塾費とかに。
「貴方は?」
>>6521
なんとなくうっすら清潔感がない。爪の隙間とか。
「フーン。頭イイやつの考えてること、よくわかんねー」
「ここ来たらさー、あたしみたいなバカがいっぱいいると思ってたんだけどさー、
なんかみんな頭イイし、わかんね」
適当なソファに座って足をブラブラ。
「百万で何すんの?」
「ケーワイってなんでしょうね?強そ~です」
死語?こっちの世界では19年前に流行ったな……。
「武器を諦めますか……」
「これで武器を持った無法全書せんぱいが暴れまわるレートマッチ環境になりましたね」
?
>>6500
「怪我がないなら良いですけれども……」
派手にいったなあ。
続く暴投には目を瞬かせる。あー。こういうタイプの子かあ。
「まあ……露骨に怪しい仕事ではありますね。
大体の人は百も承知で来てるんじゃないでしょうか」
「そのあだ名……いや」
「……」
「ははは」
何かがチラつく。考えないでおこう、考えちゃダメだ
「それなら、そちらの辞書の取り合いをしてる人達を、って、落ち着きました?」
「へへ、ラブカちゃんは天才ですから!誇ります!
クラスのみんなからはケーワイってカッコいい呼び名で呼ばれてましたし!
気をつけてるなら大丈夫ですね!よかった!」
「まためちゃくちゃになっちゃいました…今度はどんな競技が始まるんでしょうか…」
?